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新型コロナ週刊トピック

本紙掲載日:2023-04-01
2面
県内の年代別ワクチン接種率(県新型コロナ対策特設サイトより)
オミクロン株対応ワクチン接種率

都市部中心に増加傾向−県内も感染拡大の可能性

 新型コロナウイルスの新規感染者数は全国的に下げ止まりし、東京や大阪などの都市部を中心に増加傾向に転じました。県内は落ち着いた状況が続いているものの、延岡市は3週続けて増加傾向を示すデータが報告されていて、これからさらに感染が拡大する可能性があるとして専門家は動態を注視しています。

◆実効再生産数、延岡市は3週連続で上昇

 1人から何人に感染しているかの指標となる実効再生産数の全国平均は0・99で上昇傾向にあります。前週に「1」を超えたのは1県(奈良)のみでしたが今週は15都道府県まで急増し、これらの地域では感染者数が増加していくと見込まれます。

 九州で同指標が「1」を超えている県はなく、宮崎県も0・79と安定しています。ただ、延岡市は1・39で、前々週の1・03、前週の1・21から3週連続で上昇しました。

 1週間当たりの新規感染者数も前々週の30人から、前週は39人、今週は61人と増加が続いていて、なおも拡大する見込みです。それでも、市内は3月28日現在で入院や宿泊療養中の感染者はいません。

 これらを踏まえ、県新型コロナ対策調整本部の佐藤圭創特任医師は「春休みからゴールデンウイークにかけて小さなピークが起きる可能性がある」と指摘しています。

◇海外ではXBB系統が主流に

 佐藤医師が直近1週間の世界の感染状況を調べたところ、日本を含めウイルス解析している主要18カ国のうち、14カ国ではXBB系統のウイルスが主流となっていることが分かりました。

 その中でいずれもXBB・1・5が流行しているブラジルは陽性者数が前週から2・20倍、シンガポールは1・34倍増加しており、同様にフランス35%増、ポーランド23%増など欧州でも感染が拡大しています。

 日本は全体で見ると、依然としてBA・5系統が主流ですが、東京に限ればBA・5系統の割合が25・0%まで低減している一方で、XBB系統が22・7%(うちXBB・1・5は17・0%)と、この1カ月で5倍以上拡大(総数ではなく割合の値)して流行株に置き換わりました。

 XBB系統はBA・5よりもさらに免疫逃避性が高いことが確認されており、今後は国内でも感染を再拡大させる主流のウイルスになる可能性が高まっています。

◇県内で門川、延岡、日向が接種率ワースト

 新型コロナの感染症法上の位置付けが5月の大型連休後に、現在の「2類相当」からインフルエンザなどと同じ「5類」に移行されると感染状況の把握がより困難となります。

 宮崎県はオミクロン対応ワクチンを接種した人の割合が3月6日時点で42・3%と全国平均の44・1%を下回っていて、新たな変異株の感染が水面下で広がる可能性があります。

 県の集計で、今月6日までに県内市町村の中で最も同ワクチンの接種率が高いのは日之影町の72・2%、2番目は高千穂町の68・0%と西臼杵で進んでいる一方、最も低いのは門川町の36・0%、次いで延岡市が39・4%、ワースト3位が日向市で40・1%と、同じ県北でも大きな差があることが分かりました。

 特に接種率が伸び悩んでいる若い世代は目立った自覚症状がないまま周囲に感染を広げる「スーパースプレッダー」になりやすく、前回接種から半年以上経過して免疫力が低下している人も多いとみられます。

 このため佐藤医師は過去3年と同じように、今年も大型連休に小さな感染のピークが起きて夏場に大きなピークとなる可能性は十分考えられるとして、未接種の人には早めの接種、高齢者や基礎疾患がある人には5月から開始する新年度接種を検討するよう呼び掛けています。

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