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川の安全や豊作祈願

本紙掲載日:2022-12-30
6面
カッパの通り道とされる場所に甘酒を供え、手を合わせる参列者

新米で造った甘酒供える−延岡市吉野町

 カッパの通り道として伝わる場所に、新米で造った甘酒を供えて回る珍しい伝統行事「甘酒祭り」が17日、延岡市吉野町であった。吉野神世話人会(田爪盛義代表)や地区の役員らが町境を含む7カ所に、甘酒や御幣を供えて祈願した。

 同町には、神武天皇の兄・五瀬命(イツセノミコト)夫婦の新婚の地とされ、夫婦を祭る水谷神社がある。イツセノミコトは吉野を離れる際、氾濫などで人々を苦しめていた五ケ瀬川を心配して5人の水神様に川の安全を守るよう命令。神様はカッパに姿を変え、五ケ瀬川を守っていると言い伝えられている。祭りは、春先から川や田畑で水の安全を守り、豊作を見届けて山に戻るカッパの移動日(旧暦の11月25日)に、カッパの休憩所として伝わる町内7カ所に、土産として甘酒を供える伝統がある。

 この日はあいにくの雨だったが、吉野営農集会所での神事後、男性が中心となって1カ所ずつ回り、細い竹筒に入れた甘酒を2本ずつ供え、手を合わせた。五ケ瀬川のすぐそばにある県の巨木・スダジイ横は、すべてのカッパが集まる場所とされており、24本の竹筒をまとめた物を供えていた。

 幼い頃からカッパの話を聞いたり、夜中に聞こえる音を「カッパの鳴き声」と教わったりした住民もおり、身近な存在として長く根付いてきた様子。田爪代表(69)は、ここ数年は神事のみの状態が続いていることから、「来年はコロナが収束し、区を挙げての祭りに戻れれば」と期待した。

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