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女性に対する暴力をなくす運動

本紙掲載日:2022-11-24
2面
イオン日向店で行われた女性への暴力をなくす運動の啓発活動

街頭啓発で根絶訴え−日向市

 内閣府の女性に対する暴力をなくす運動(12〜25日)に合わせ、日向市男女共同参画社会づくり推進ルーム協議会(足立佳代会長)は20日、同市日知屋のイオン日向店で街頭啓発活動を3年ぶりに行い、女性への暴力根絶を呼び掛けた。

 今年度のテーマは「性暴力を、なくそう」。この日は同協議会のメンバーのほか、十屋幸平市長、市職員らが参加。同店入り口周辺にのぼり旗を掲げ、買い物客らにチラシや啓発グッズ300セットを配り、性暴力やDV(配偶者、恋人などからの暴力)、セクシャル・ハラスメントなど、身近にある女性への暴力の根絶を訴えた。

 十屋市長は「研修、パネル展を開くなど、さまざまな活動を実施している。暴力根絶を目指し、さらなる意識の啓発に努めていきたい」と話した。

◆25日までパネル展−女性相談室も開設

 同協議会は25日まで、市役所1階市民ホールで「男女共同参画パネル展」を開催中。ポスター掲示などで来庁者への啓発に取り組んでいる。

 また、同ルーム「さんぴあ」は女性相談室を開設し、専任の女性相談員が相談に応じている。電話相談は月、火、木、金曜の午後1〜4時(月曜は午後5〜8時も受け付け。祝日、年末年始は除く)。また、個別面接も受け付けており、希望する場合は事前の予約が必要。相談専用番号は電話日向55・1660。

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