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不登校児に学習の機会を

本紙掲載日:2022-11-08
2面

ファーストカラー・多機能型事業所を開設−門川

 日向市と門川町で介護事業を行うファーストカラー(本部日向市都町、大畑智広社長)は、「どんな子供も勉強できる場所」として、門川町中須に多機能型事業所「ファーストカラーカレッジ」を開設した。児童発達支援と放課後等デイサービスを一体的に行うことで0〜18歳に対応。特に、学習障害や発達障害などの特性を理由に不登校になっている小学1年生〜高校3年生に、学習の機会を提供している。

 エアコンや冷蔵庫には、ロボットに見えるようにデザインされたシールが貼ってあり、収納棚もロボット形。足元に寄ってくるのはペットロボット−−入り口にある共同スペースで、若いスタッフがパソコンに向かっている。一般的な福祉事業所とはまったく違う雰囲気だが、スタッフは児童発達支援管理責任者、保育士、児童指導員、看護師などの資格取得者だ。

 学習スペースは、ダークカラー中心の部屋とパステルカラーが入った部屋の2種類。別棟にはまるでバーのような大人っぽい雰囲気の部屋もあり、好みで選べるようになっている。「(IT教育に力を入れている)自分たちの特性を、設備面から出したかった」と大畑社長(41)。

 椅子に掛けてのパソコン学習が基本。都市部では単位認定されているAI教材「すらら」を導入している。近隣の市町村には認定制度がないため、卒業資格は取れないが、高等学校卒業程度認定試験に挑戦できる基礎学力を付けることができるという。また、将来的な就労スキルとしても期待できるプログラミング学習を積極的に取り入れている。

 定員は1日当たり10人。市町村発行の障害児通所受給者証を持っている人に対象を限るが、「不登校の原因が学習障害や発達障害だったという例は少なくない。一度ご相談ください」と呼び掛けている。

 場所は、国道10号の南進車線沿いで、宮崎太陽銀行門川支店の真向かい。利用料金は、各世帯の所得ごとに上限額が定められており、非課税世帯は0円、所得約900万円までの家庭は月4600円など。学校や自宅への送迎を無料で行っている。

 大畑社長は小林市出身。保育士、介護福祉士として事業所に勤めた後、2003年12月に同社を起業。「カレッジ」は今年5月に開設した。「中学時代に不登校だった子が、高校の通信制に行こうとしても、学力がないと行けない。当事業所によって救われる人はいると思う。特に不登校のお子さんに私たちの存在を知ってほしい」と話した。問い合わせ先は同カレッジ(電話門川63・3588、平日午前9時〜午後5時30分受け付け)。

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