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第80回ゴールデングローブ賞

本紙掲載日:2022-11-04
6面
兵頭頼明さん

延岡出身の映画評論家−兵頭さんが国際投票権者に

 延岡市出身の映画評論家、兵頭頼明さんがこのほど、アメリカの映画とテレビドラマに与えられる「ゴールデングローブ賞」の国際投票権者の一人に認定された。アカデミー賞の前哨戦として注目されている重要な賞で、兵頭さんは「大役を任せていただき、大変光栄です」と話している。

 ゴールデングローブ賞は1944年にスタート。これまで100人弱のハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)の会員の投票で選定。毎年1月に授賞式が開催されている。

 来年の2023年が第80回授賞式となるのを前にさまざまな改革を行い、初めてHFPA会員ではない国際投票権者を世界62カ国から103人迎えることにした。日本人は兵頭さんを含めて5人。

 これによりHFPA会員と合わせて約200人の投票により第80回ゴールデングローブ賞が決定される。授賞式は来年1月10日。

 兵頭さんは1961年、延岡市生まれ。延岡西高、早稲田大政経学部卒業後、ニッポン放送に入社。日本映画ペンクラブ会員。2006年から映画専門誌「日本映画navi」にコラム「兵頭頼明のこだわり指定席」を連載中。

 また、FMのべおかが開局した12年から毎年夏に特別番組「兵頭頼明のこだわり映画館」を放送。懐かしい名画から最新作までを楽しく紹介している。

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