「小野田の森林」で補植活動−損保ジャパン
本紙掲載日：2022-10-26
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地元の人らも参加−イチイガシ１１０本
損害保険ジャパンは１５日、日向市東郷町山陰の「損保ジャパン宮崎・小野田の森林」で森林補植活動を行った。同社宮崎支店（米本真也支店長）の社員のほか、地域の人たちや県、市、耳川広域森林組合の職員ら約４０人が参加、イチイガシの苗木１１０本を植えた。
同社は二酸化炭素の排出量削減、生物多様性保全、再造林などを目的に、植栽や育林などの森林吸収源の保全活動を全国７カ所で実施している。昨年３月、県が取り組む「企業の森づくり」の一環として、地元の小野田区自治会が所有する森林を１０年間にわたり整備する協定を締結。２０３１年３月まで年１回の植栽を行う計画で、昨年度はヤマザクラを植樹している。
この日は、同組合の職員が植栽方法などについて説明した後、米本支店長（延岡市出身）が記念植樹を行った。
その後、全員で作業。参加者は、斜面にあらかじめ掘られた小さな穴を、くわを使って広げたり、深くしたりして調整しながら苗木を植え込み、土をかぶせて根元を踏み固めた。植え付けた苗木には、野生動物から苗木を守る食害防止シェルターを取り付けた。
閉会式で米本支店長は「ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）推進活動の一環として、地域の皆さんと緑を守る活動ができてうれしい。地域発展に貢献できるよう続けていきたい」と話した。