乳がん正しい理解を
本紙掲載日：2022-10-19
2面
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健康増進婦人の会が啓発
◆今月は「ピンクリボン月間」
今月の「ピンクリボン月間」に合わせ、宮崎健康増進婦人の会延岡支部（延岡市地域婦人連絡協議会〈山口和代会長〉）はこのほど、イオン延岡店で乳がんへの正しい理解などを啓発した。
ピンクリボンは乳がん啓発活動を表す世界共通のシンボルマーク。「乳がんで悲しむ人を一人でも減らしたい」と１９８０年代に米国で始まった運動は２０００年ごろから日本でも盛んになり、乳がん検診の早期受診を呼び掛けるために行政、市民団体、企業などが独自のピンクリボンマークを掲げ、さまざまな活動を展開している。
この日は、同延岡支部の７人が店舗出入り口前に立って、来店者にピンク色のマスクやポケットティッシュなどの啓発グッズを添えて、乳がんの知識や検診窓口などをまとめたパンフレットを配布した。
結核予防週間（９月２４〜３０日）の啓発活動にも力を入れており、店舗敷地に訪れていた巡回検診車の利用も積極的に案内。買い物客らは会員らの呼び掛けに足を止め、快くピンクリボン基金の募金に応じていた。
国立がん研究センターがまとめた「最新がん統計」によると、全国の乳がん罹患（りかん）率（人口１０万人に当たりの患者数）は７４・８人で年々増加。日本人女性の９人に１人が乳がんになると推計されている。
このため、早期発見・早期治療に向けた「ブレスト・アウェネス」として、�．札襯侫船Д奪�で自分の乳房の状態を把握しておく�△靴海蠅箏貔�の乳頭分泌など気を付けなければいけない乳房の変化を知る�Ｆ�房の変化を自覚したらすぐ医療機関に行く�ぃ苅虻个砲覆辰燭蘢蟯�的に乳がん検診を受ける――よう呼び掛けている。