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聖心ウルスラ学園高で看護科説明会

本紙掲載日:2022-09-26
6面
聴診器を使って音を聞き比べる参加者
自助具のスプーンやフォークを体験

学校生活に触れる−延岡

 延岡市緑ケ丘の聖心ウルスラ学園高校(佐々木夫校長)は17日、同学園緑苑キャンパス看護科棟で、今年度1回目の看護科説明会を開いた。同科に進学を希望する県北の中学3年生とその保護者ら約40人が参加し、看護体験や見学を通して学校生活に触れた。10月1日には2回目の説明会が行われる。

 参加者は、肺炎など任意の疾患を持つ患者のデータを設定して診察トレーニングができる人形フィジコ(フィジカルアセスメントモデル)を体験。聴診器を使い、正常な人と肺炎患者の呼吸音を聞き比べた。

 また、日常生活の中で体の不自由な人の自立を助け、より快適な生活を送るために工夫された自助具のスプーンやフォークを使って高齢者の疑似体験も行った。

 説明会では、高校1年生と専攻科2年の生徒が説明を担当。参加者は専攻科の生徒が出題するクイズを解くなど、楽しみながら看護についての理解を深めていった。

◆地区別、個別の進学相談会を実施

 同校は、身近な地域で気軽に進路相談できる地区別進学相談会を10月20日(延岡市)、25日(日向・東郷地区)、27日(高千穂・高鍋地区)、さまざまな疑問や不安に答える個別進学相談会を11月12、19日、12月3日に同校で開く。

 電話での事前申し込みが必要。問い合わせは同校(電話延岡33・3472)まで。

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