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新たな観光シンボルに

本紙掲載日:2022-09-23
1面
開館した「延岡城・内藤記念博物館」。テープカットで祝う関係者ら(23日午前、延岡市天神小路)

23日開館−延岡城・内藤記念博物館

 延岡市が再整備を進めてきた同市天神小路の「延岡城・内藤記念博物館」は、23日開館した。内藤家の貴重な名品をはじめとする6万点以上の歴史資料を所蔵。それらを保存・活用する設備を整え、美術館機能を備えた郷土の歴史民俗博物館として新たに生まれ変わった。午前10時から同館で式典が行われ、午後1時から一般に公開された。

 市は今年度3万5千人、来年度以降は年間5万人の来館者を見込む。

 名誉館長に就任した内藤家19代当主の内藤省紀さん(71)=東京在住=は「延岡市の観光シンボルの一つとして、市民の皆さんに限らず日本全国から多くの方々が訪れ、延岡の歴史や文化を学び、将来を考える場になれば」と期待。東側入り口前で読谷山市長や河野俊嗣知事、内藤名誉館長らによるテープカットで開館を祝った。

 1階の企画展示室では11月6日まで、開館記念特別展などが行われている。特別展は有料。平常展示室は無料。開館時間は午前9時から午後5時まで。毎週月曜日休館(祝日の場合は火曜日)。

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