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いよいよ開館−延岡城・内藤記念博物館

本紙掲載日:2022-09-21
1面
1階の企画展示室。開館記念特別展で公開される内藤家の貴重な名品が展示
2階の平常展示室。先史時代から現代までの延岡の歴史や文化について紹介

23日午後1時から一般公開

 美術館機能を備えた郷土の歴史民俗博物館として生まれ変わる延岡市天神小路の「延岡城・内藤記念博物館」は23日、開館する。記念式典の後、午後1時から一般に公開。企画展示室では11月6日まで、記念特別展「譜代大名内藤家―その歴史と名宝―」を開催する。

 同博物館は、内藤家の邸宅跡に当たる旧内藤記念館跡地で、市が2019年から再整備事業を行ってきた。貴重な歴史資料を収集・保存・活用する設備を整え、国が国宝や重要文化財の公開に適していると認める「公開承認施設」を目指す。

 本館部分は天井や壁の一部に延岡産のスギ材やヒノキ材を使用。外壁や内壁の一部は「カラミレンガ」風で、木の明るさと歴史の重みが漂う。

 1階はエントランスホールと企画展示室。同ホールには、市全域を見ることができる5メートル四方の大型航空写真を床面に配置。壁面に延岡の歴史・文化情報や市内に伝わる伝統芸能、日向神話ゆかりの地などを紹介する100枚の写真を掲示している。

 企画展示室では平常展示では伝えきれない内容や自主企画展を開催。他の博物館や美術館などが所蔵する重要文化財に指定された歴史資料、美術作品などを展示する特別展や巡回展も行う。

◆記念特別展、初公開の史料も多数−譜代大名内藤家その歴史と名宝

 開館記念特別展では、国立科学博物館や明治大学博物館が所蔵する名品をはじめ、これまで一般に公開されてこなかった貴重な品々を公開。銅製天球儀「渾天新図(こんてんしんず)」(国立科学博物館所蔵)、第105代後奈良天皇の宸筆(しんぴつ)とされる重要美術品の「後奈良院宸翰(ごならいんしんかん)」など内藤家の名品67件が展示される。

 2階は、体験展示室と平常展示室。体験展示室は縦穴式住居や古民家、船倉町にあった市営住宅(通称・薫風荘)の室内をそれぞれ再現し、古代、昔、高度成長期の暮らしを体感できる。東側の大きな窓ガラスからは、城山公園の石垣を臨むことができる。

 平常展示室では、収蔵する実物資料を活用。先史時代から現代までの延岡の歴史や文化について、それぞれの時代や文化に基づくテーマを設定し、紹介する。23日から11月6日まで、特別展示「内藤家旧蔵の能狂言面〜引き継がれてきた天下一の能面〜」を開催する。

 学芸員の増田豪博物館係長(47)は「開館記念特別展では、初公開となる多数の史料を展示するので、この機会にぜひ来場を。多くの方に何回も利用いただける施設となっていくよう努めていきたい」と話した。

 博物館への入館は無料だが、開館記念特別展は観覧料が必要。一般500円、高大生300円、中学生以下無料。開館時間は午前9時(23日は午後1時)から午後5時まで。平常展示室、体験展示室の観覧は無料。

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