杉野さん（東海東小６年）、佐藤さん（旭中２年）最優秀賞
本紙掲載日：2022-09-13
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第４４回延岡市社会福祉大会
◆福祉啓発作文
延岡市社会福祉協議会（柳田泰宏会長）は、８月に予定し、新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった「第４４回延岡市社会福祉大会」に合わせて募集していた福祉啓発作文の入賞者を発表した。小学生の部は東海東小６年の杉野海斗さん、中学生の部は旭中２年の佐藤愛佳さんが、それぞれ最優秀賞を受賞した。
作文は、小中学生が地域で共に生きることの大切さを学ぶこと、思いやりの心を育むこと、社会福祉に対する関心を高めること、よりよい地域社会づくりへの啓発を目的に毎年募集。昨年９月から今年２月末にかけて、市内の小学４年生〜中学２年生（当時）から応募があった。
大会は８月１９日に開催を予定していたが、３年連続で中止になった。
福祉について学び、自分にできることを考えて思いをつづった杉野さんは受賞に「びっくりしたけどうれしかった」と振り返り、「もっと障がいのある方のことについて知り、役に立てるようになりたい」と話した。
必要な人に使ってもらおうと、ヘアドネーションに挑戦している理由や心掛けていることを書いた佐藤さんは、作文提出から１年がたち、無事、寄付ができたという。「これまで自主的に人の役に立つようなことはできていなかったが、ボランティアの方を見て、やってみようと思った。髪を切るのは少し寂しかったが、役に立つならうれしいと思った」と笑顔で振り返った。
作文の入賞者は次の通り。
【小学生の部】
▽最優秀賞＝杉野海斗（東海東小５年、現６年）
▽優秀賞＝日�睛廓検陛豎ぞ�６年、現・東海中１年）、三樹柚菜（東海小６年、現・東海中１年）
【中学生の部】
▽最優秀賞＝佐藤愛佳（旭中１年、現２年）
▽優秀賞＝一宮妃鶴（北川中１年、現２年）、小園杏（旭中２年、現３年）