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「命を大事にして」

本紙掲載日:2022-09-06
6面

県看護協会が出前授業−高千穂中

 県看護協会(中武郁子会長)の「みんなで話そう〜看護の出前授業」は2日、高千穂町三田井の高千穂中学校(吉田昭範校長、233人)であり、2年生85人が看護職の仕事や命の大切さについて学んだ。

 近代看護教育の母フローレンス・ナイチンゲールの誕生日(5月12日)を記念して定められた「看護の日・看護週間(看護の日を含む週の日曜―土曜日)」事業の一環。地域の看護職(看護師、助産師、保健師など)が中学、高校を訪れ、実体験を交えた講義や聴診器などを使った体験型プログラムで看護職への理解を深めてもらおうと、2004年度から全国で行われている。

 この日は、県立延岡病院新生児集中ケア認定看護師の小川道子さん(41)が講師となり、救急救命士や助産師など異なる診療科で働く同僚7人のプロフィルを紹介。それぞれの職業選択のきっかけや魅力、生徒たちへのメッセージなどを伝えた。

 このうち臨床工学技士の男性は、妹の心臓手術を機に人工心肺装置に興味を持った。活躍の場が広く、患者が良くなっていく姿を身近に感じられる点を魅力に挙げ、「医療技術の進歩とともにニーズは高まっている。医療と工学が合わさった臨床工学技士に興味を持ってもらえたらうれしい」とメッセージを寄せた。

 その後、生徒たちが両親に聞いてまとめたという自身の生誕にまつわる話を発表。代表者4人が「予定日より10日も早く会うことができてうれしかった。名前は顔を見て、たくさん悩んで決めた」「低体重で生まれたためすぐに会えなかった。小さな手足を初めて見た時はうれしくて涙が出た」といった両親の思いを代弁した。

 小川さんは最後に、自身が勤めるNICU(新生児集中治療室)での体験談や、そこで出会った新生児が懸命に生きようとする姿を紹介。「つらいこともあると思うが、諦めずに生きてほしいと思う。命を大事にしてください」と語った。

 NICUで小川さんが担当していたという佐藤璃空さん(13)は、約14年ぶりの再会に驚いた様子。「看護職は大変だと思ったが興味が湧いた。命を大事にしようと思ったし、生んでくれた両親にありがとうという気持ちです」とほほ笑んだ。

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