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今山大師180年記念−祈念モニュメント除幕式

本紙掲載日:2020-10-22
1面
今山大師銅像前広場に建立された祈念モニュメントの除幕式(21日、今山大師)
感謝状を受ける漫画家のしいやみつのりさん
今山大師祭180年記念「祈念モニュメント」

延岡の自然を表現、東海山に太陽と月

◆由来の疫病封じ、しいやさんのマンガを転写

 延岡市山下町の今山大師(野中玄雄住職)と今山大師慶賛会(佐藤公昭会長)は21日、弘法大師銅像前広場で今山大師祭180年記念「祈念モニュメント(石碑)」の除幕式を行った。行政関係者や団体の代表者、慶賛会員ら約80人が出席し、石碑の完成を祝った。

 今年の今山大師祭(お大師さん)は、新型コロナの影響で5月に延期、祝祭行事を全て中止して関係者のみの最縮小開催。祈念モニュメントは、祭りで集まった浄財や寄進への報恩感謝として建立した。

 石碑には、先人からの伝承や郷土史作家古川久師さんが出版した「おらんだ貞」などをもとに、延岡出身の漫画家しいや・みつのり(椎屋光則)さん=埼玉県熊谷市在住=が描いたマンガ「疫病封じの〃お大師さん〃180年祭」を描写。180年前に始まった今山大師祭の由来を、マンガで分かりやすく後世に伝える。

 除幕式では、来賓11人が二手に分かれて並び、紅白のひもを一斉に引っ張った。碑を覆った白い布が取り除かれると、境内は大きな拍手に包まれた。続いて法要も営まれ、野中住職や野中健雄副住職らが読経する中、出席者は石碑前に設けられた祭壇に献香し、新型コロナの早期終息、世界平和などを願い手を合わせた。感謝状の贈呈もあり、椎屋さんや古川さんら5人に野中住職が賞状を手渡した。

 佐藤会長は「歴史的なモニュメントが完成した。さらにお接待の心が花開き、新型コロナの早期終息、世界平和、地域発展につながれば」とあいさつ。野中住職は「石碑のデザインは延岡の自然がモチーフ。地球環境への思いを深め、お互いに助け合うお接待の精神を持ってコロナの一日も早い終息に近づけたい」と話した。

 石碑は、延岡港や東海山(一文字山)が眼下に広がる銅像前広場の東側に設置。高さは約1・8メートル、長さは約2・7メートルあり、石材は四川青、マンガは陶板に描かれた。石碑のデザインは東海山がモチーフ。右上に太陽、左上に三日月があしらわれ延岡の自然が表現されている。


■今山大師祭(お大師さん)の由来

 疫病封じを起源として1840年から始まったとされる。前年の天保10(1839)年に、延岡で疫病がまん延。東海村(当時)に住んでいた満石幸蔵と貞三郎親子が四国八十八カ所を巡り、和歌山県の高野山から弘法大師像を今山に勧請(かんじょう)すると疫病は収まったという。以来、旧暦3月21日に毎年開催され、今日まで絶えることなく続いている。

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