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町に提言書を提出−日之影町議会

本紙掲載日:2020-05-14
2面
町に提言書を提出する日之影町議会議員。左から2番目は橋本範憲教育長、3番目は佐藤貢町長

五つの取り組み求める

 日之影町議会(甲斐徳仁議長、8人)は13日、新型コロナウイルス感染症の影響に対する総合的な相談窓口設置など五つの取り組みを求める提言書を町に提出した。

 議会は今月、全議員で行う全員協議会を2回開いて今後必要と考える支援事業などを協議し、提言書を作成した。提言項目は、総合的な相談窓口の設置▽迅速な情報提供と事業支援の継続▽感染予防のためのガイドライン作成▽学生等の意向調査と支援対策▽農林業等の支援策(地産地消)と利用促進―。

 この日、甲斐徳仁議長、甲斐睦彦副議長、総務文教常任委員会の一水輝明委員長、経済建設常任委員会の河野学委員長が町役場町長室を訪問した。

 甲斐議長が佐藤貢町長に提言書を手渡して「見通しが不透明な中、町民の不安の払拭(ふっしょく)の観点からお願いしたい」と要望した。

 佐藤町長は、総合的な相談窓口は設置していないが対策本部を所管する総務課を中心に対応していることなど町の考えや取り組みを説明して「提言や議員の意見を参考にしたい」と話した。

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