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新規事業化に前進

本紙掲載日:2020-03-06
1面

九州中央道蘇陽―五ケ瀬東

◆国交省が評価手続きへ

 国土交通省は5日、九州中央自動車道(法定路線名・九州横断自動車道延岡線)の蘇陽(熊本県山都町)―五ケ瀬東を新規事業の候補箇所に選び、採択時評価手続きなどに着手すると発表した。今後、学識経験者など第三者で構成される委員会の審議を経て評価結果を取りまとめ、年度内成立を目指す国の2020年度予算に事業費が計上される見込み。

 蘇陽五ケ瀬道路は、蘇陽IC(熊本県上益城郡山都町塩原)―五ケ瀬東IC(五ケ瀬町大字三ケ所)間の7・9キロ。事業費320億円。20年度新規事業化に向け評価手続き着手が決まったことで、この後、今月上旬に両県知事に対する権限代行要望の聴取―社会整備審議会道路分科会地方小委員会(九州地方整備局)―同事業評価部会(本省)と手続きが進み、中旬までに評価結果が公表され、事業化が認められれば20年度当初予算に事業費が盛り込まれる見通し。

 同省熊本、延岡河川国道事務所の直轄調査結果によると、平行する現国道は平面線形が厳しい箇所が14カ所、土砂災害危険箇所10カ所などがあり、過去10年のチェーン規制は55回。中央道の未事業化区間の中でも土砂災害危険箇所がもっとも集中し、「災害時の救援活動などにも機能する信頼性の高い高速ネットワークが必要」とされる。

 また、救急医療施設までの速達性・走行性の向上、通勤時間短縮による雇用・定住の促進、九州中央地域の観光支援などに期待が大きいという。

 河野知事は「熊本県と宮崎県をつなぐ両区間が事業化となれば、九州の東西軸の要となる九州中央道の整備が大きく前進する。引き続き熊本県や沿線市町村などと連携を図りながら国に対し強く要望し一日も早い全線開通を目指したい」とコメントした。

         ▽        ▽

 九州中央道は熊本県嘉島町間の延長95キロ。宮崎県内区間はこれまで北方延岡道路(13・1キロ)の延岡JCT・IC―蔵田交差点、高千穂日之影道路(5・1キロ)の雲海橋交差点―日之影深角IC(2・8キロ)が開通。残る日之影深角IC―平底交差点(2・3キロ)は「21年内」に開通予定。五ケ瀬高千穂道路(9・2キロ)は18年9月に中心杭(くい)打ち式が開かれた。

 一方、熊本側は、嘉島JCT―山都中島西ICが開通。山都中島西IC―北中島IC―矢部IC10・4キロの開通時期は未定。「蘇陽―五ケ瀬」「高千穂―雲海橋」は早期事業化、「平底―蔵田」は計画段階評価着手を目指す。

 今年2月現在、供用28・5キロ(供用率30%)。うち県内計画延長51キロのうち、供用15・9キロ(同31%)。


【読谷山洋司延岡市長】
事業化に向けた大きな前進。開通後を見据えて高速道路を活用したまちづくりの取り組みを加速させるとともに、一日も早い全線開通に向け、宮崎・熊本両県、沿線の行政、議会、民間と連携し、精いっぱい取り組んでいきたい。

【原田俊平五ケ瀬町長】
同区間が事業化となれば本町における全区間が事業化されることになり、大変うれしく思っております。これもひとえに沿線自治体が県境を越え、官民一体となって取り組んできた成果であります。今後も九州中央自動車道の全線開通を見据えた施策を官民一体となって全力で取り組んでまいります。

【甲斐宗之高千穂町長】
今後は「道路分科会九州地方小委員会」「道路分科会事業評価部会」といった段階を踏まえての新規事業化となるので、吉報を期待しております。今回の評価手続きに着手されることは、新規事業化が決定される過程において重要な意義を持っております。町としては、今後も九州中央自動車道の早期全線開通に向け、官民一体となって取り組んでまいります。

【佐藤貢日之影町長】
同区間の新規事業化に向けた大きな前進であり、大変うれしく思っております。九州中央自動車道の整備促進について宮崎県側では延岡市、高千穂町、五ケ瀬町と連携し、要望活動や総決起大会の開催など地域住民と共に取り組んできました。町として、今後も九州中央自動車道の早期全線開通に向け、官民一体となって取り組んでまいります。


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