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火伏せのお札求めて長い列

本紙掲載日:2020-02-21
6面

宇納間地蔵尊大祭−3日間で1万5000人

◆エイサー演舞や餅まきも−美郷町北郷

 火伏せ地蔵として知られる美郷町北郷の鐵城山・全長寺(川西和生住職)と周辺参道で16日から18日まで、宇納間地蔵尊大祭が開かれた。3日間で約1万5000人が訪れ、地蔵尊に手を合わせ、お札を買い求めた。

 初日は早朝から、宇納間地蔵奥之院の市木(いちき)地蔵で川西住職が所願成就の護摩祈祷(きとう)を行い、夕刻から小原臼太鼓保存会(前田豊会長)が臼太鼓踊りを奉納。「チーン、チーン」と鉦(かね)の音が響き、境内周辺では地元有志がしし汁などで参拝客を接待した。

 日曜日だったこともあって、あいにくの雨にもかかわらず約6500人が参拝に訪れた。参道周辺には約80店が軒を連ね、参拝客は365の石段を上って地蔵尊に手を合わせて所願成就を祈り、うどんやそばで暖を取ったり、買い物を楽しんだりしていた。

 最終日は午後1時から、商工会青年部(菊田一成部長)主催の第15回宇納間地蔵大祭エイサーが商工会前の駐車場で開かれ、うなまエイサー「琉星會(りゅうせいかい)」と沖縄県豊見城(とみぐすく)市のグループ「しんか」が沖縄伝統の勇壮な踊りを披露。踊りの後には、地場産品などが当たるお楽しみ抽選券付きの餅まきがあり、参拝を終えた大勢の客がイベントを楽しんでいた。

 宇納間地蔵の本尊は江戸時代、延岡藩内藤家の江戸藩邸に大火が迫った際、雨を降らせて鎮火したと伝えられ、毎年旧暦の1月24日に大祭が開かれている。

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