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(ラミネート加工は200円追加) |
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複合型避難施設−計画を変更
◆構造強化、地盤改良も
延岡市は、同市土々呂町3丁目に整備する「土々呂地区複合型津波避難施設」の計画を変更した。実施設計の結果、他の地区と比べ津波の力が想定以上に大きく、基本計画時の建物の構造や基礎杭(くい)の強化と、地盤改良工事の必要が生じたため。概算工事費は約8億8000万円(約5億8000万円増)を見込む。設計変更と事業費増に伴い、12月12日まで市民の意見を募っている。
市は、南海トラフ地震で発生する津波から命を守るため、最短津波到達時間(延岡市17分)内に津波指定緊急避難場所がない地域(長浜町、二ツ島町の一部など)を「特定津波避難困難地域」に指定し、津波避難施設を整備している。
同施設は、下洲ノ鼻区や茶屋区、その周辺地区の住民(避難想定380人)を津波被害から守るとともに、地域住民が防災・減災に関する知識を高めながら交流もできるよう、防災学習室と備蓄倉庫を兼ね備えた3階建てを計画している。
基本計画は他市で整備した同様の施設を参考に策定しており、昨年度に実施設計を行った。結果、土々呂地区の津波浸水想定深(8・5メートル)に対する津波波力を考慮すると、基本計画時の構造では耐えられないことが判明したという。
建物は、柱と梁(はり)部材などを当初の鉄筋コンクリート造りから鉄骨鉄筋コンクリート造りに強化。また、壁を設けると津波波力の影響で構造が不安定になるため、2階に計画していた防災学習室を1階に移し、2階部分は壁をなくして柱と梁のみとした。
基礎は、構造強化による建物の重量増と津波波力を考慮。当初計画していた一般的な杭径500ミリ程度では建物を支えられないため、杭径1800ミリに変更した。さらに、地質調査の結果、液状化する地層があったため地盤改良も行う。
計画変更に伴い、概算工事費は、当初1億2000万円程度を見積もっていた基礎杭工事が3億8450万円、4700万円程度としていた建物工事が3億4516万円に増えるなどする。市は、計画の妥当性について国土交通省国土技術政策総合研究所と協議し、「計画は妥当」との結果を得たという。
今後は、今年度中に伊形支所を取り壊し、着工。来年度に基礎、躯体(くたい)工事などを行い、2021年度に完成予定。市は「施設は、下洲ノ鼻区や茶屋区、その周辺地区の唯一の津波避難施設で、津波被害から命を守る重要な施設のため、変更に基づき、引き続き事業に取り組む予定」としている。