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アキタ製作所(日向市日知屋)新工場建設へ

本紙掲載日:2019-10-19
2面
協定書を手にする=左から=秋田社長と十屋市長

市と立地調印−来年1月操業予定

 産業用機械装置の設計、製作を行う日向市日知屋のアキタ製作所(秋田浩二社長、社員31人)は、旧工場の跡地に新工場の建設を進めている。16日に市と企業、立会人の県、市議会などの関係者が出席して立地調印式が行われた。8月に着工しており、12月に完成、来年1月の操業開始を目指す。今年度から3カ年で地元高校の卒業生を中心に6人の新規雇用を見込む。

 同社は1953(昭和28)年3月、同市原町で秋田鉄工所として個人創業。67年7月に現在地に移転した。翌年4月に有限会社秋田木材機械製作所を設立し、90(平成2)年4月に組織、社名を株式会社アキタ製作所に変更した。

 旧工場は移転時に完成し、今年で51年目。老朽化や安全面が心配されていたが、大型機械の受注が増えたことから、事業拡大や効率化などを目的に建て替えることになった。

 新工場は産業機械を組み立てて完成させる製缶工場と、機械に付ける部品を加工する機械加工工場の2棟。旧工場と広さ、構成は変わらないが、製缶工場の高さが最大で12メートルと、ほぼ2倍になる。

 製缶工場には金属を精密に加工するレーザー加工機と、薄いステンレスや鉄の板を曲げ加工するプレスブレーキを導入。コストダウンや納期短縮を図る。また、従来の2・8トンクレーン2台に、4・8トンクレーン2台が加わるため、製品をつり上げる対応力が2トンから10トンに向上するという。

 新工場の敷地面積は4712平方メートル、建物面積は1449平方メートル。設備投資額は2億6600万円。昨年度の売上高は2億7100万円で、5年後は3億2500万円を見込んでいる。

 立地調印式は、市役所2階市長応接室で行われ、同社から秋田社長ら3人が出席。県企業立地推進局の日高幹夫局長と日向市議会の黒木高広議長が立ち会う中、十屋幸平市長と協定書を取り交わし、日高局長から県の認定書が手渡された。

 十屋市長は「6人の地元採用を予定いただいており、本市の経済界にとっても明るい材料。人材育成を図りながら、製造業の技術継承にも寄与いただきたい」と期待を込めた。秋田社長(67)は「社員一丸となって社業の発展に取り組みながら、日向市に貢献できる企業を目指してまい進したい」と話した。

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