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まずは119番の共同運用を検討−県

本紙掲載日:2019-09-14
1面

美郷町、椎葉・諸塚村=消防常備化へ

 藪田亨県危機管理統括監は13日の県議会9月定例会代表質問で、美郷町と椎葉・諸塚村合同の消防常備化など、消防行政計画を報告した。満行潤一議員(県民連合宮崎、都城市区)に答えた。

 藪田統括監によると、同3町村は2016年12月に消防常備化(公設消防機関設置)に向けた検討協議会をスタート。課題の抽出や実現可能な方策を洗い出し、段階的な常備化を目指している。

 18年からは助言役だった日向市も構成団体として参加。まずは119番通報の受け付けなど、通信指令業務の共同運用から開始する方向で検討しており、「県として必要な情報提供や助言を行い、常備化を支援していきたい」と説明した。

 また、防災ヘリに機長と副操縦士の2人を搭乗させる「ダブルパイロット制」の導入を、昨年度から検討していることも報告。2人搭乗により、緊急時に操縦を交代して墜落を回避するなど、パイロットに起因する事故の防止が期待されるという。

 地方自治体が運航する防災ヘリの墜落が相次いだことから、総務省消防庁は、10月から新たな安全基準を施行する予定。ダブルパイロット制は2022年4月から義務化することとしている。

 藪田統括監は「今後は新たな基準を踏まえながら、パイロットなどの人材確保や予算措置について、関係部局や運航委託先と協議していきたい」と答弁した。

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