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知事「スピード感持って調整」

本紙掲載日:2019-01-10
1面

重度障害者通院治療費

◆立て替え不要の現物給付導入へ

 河野知事は9日、重度障害者(児)の通院治療費を立て替え払いの必要のない現物給付方式とすることについて、「スピード感を持って調整したい」と述べ、市町村と連携してできるだけ早期に同方式に踏み切る考えを表明した。

 県市長会(会長・戸敷正宮崎市長)と県町村会(会長・黒木定藏西米良村長)の要望を受け、伝えた。重度障害者(児)医療費公費負担事業を実施する市町村、補助側の県との合意形成が図られ、同方式導入が大きく前進した。

 現行制度では重度障害者(児)は病院外来でいったん医療費の3割を立て替えた後、市町村に申請書と領収書を提出して助成金を受け取る仕組み。中には毎月4万から5万円の一時負担を強いられる人もいるという。立て替えが不要な方式になると窓口で千円を収めれば、それ以上の負担はない。

 通院費の現物給付方式をめぐっては、障害者医療費助成制度をよくする会(川越賢二会長)が昨年の県議会11月定例会に「現行制度は経済的負担に加え、申請書の代筆依頼など精神的負担も大きい」として、早期導入への力添えを求める請願を提出。県議会も理解を示し、全会一致で採択した。

 県障がい福祉課は「いろんな課題を整理・検討しながら、一つ一つ前に進めたい」と話している。

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