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140メートル区間に矢板−延岡市北川町

本紙掲載日:2018-11-23
1面

台風で発生川坂のパイピング対策−県議会

 県は22日、先の台風24号時に延岡市北川町川坂地区で新たに起きた「パイピング」現象について、対策工事済み区間の上流域に集中しているとし、近く矢板で水を通りにくくする工事に入る考えを示した。県議会11月定例会一般質問で、瀬戸長秀美県土整備部長が田口雄二議員(県民連合宮崎、延岡市区)に答えた。

 パイピングは川の水が堤防の地下を通り、土砂とともに噴き出し、田畑に穴ができる現象。川坂地区では平成28、29年の台風で発生し、これまでに堤防沿いの約800メートル区間に鋼製の矢板を打ち込んだ。

 しかし、今年9月の台風24号で再度同じ現象が発生。国の専門家と現地調査を行った結果、対策済み区間の上流域に集中していることが分かり、約140メートル区間に同様の対策を実施する。延岡土木事務所によると、年明けから本格工事に入り、出水期までには終える予定。

 同現象は29年の台風18号時に祝子川の宇和田地区などでも確認されており、来年度には対策工事に着手する方針。

 瀬戸長部長は「専門家からは対策工事に一定の効果があったとの見解をいただいている。今後とも専門家の意見を伺いながら、効果の検証とともに点検を継続し、堤防の安全確保に努めたい」と述べた。

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