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デイリー健康大学日向会場

本紙掲載日:2018-11-20
3面
関節リウマチと骨粗鬆症をテーマに話す首藤医師

関節リウマチなど解説−千代田病院の首藤医師

 公益財団法人デイリー健康福祉事業団(松下勝文代表理事)主催の第26期デイリー健康大学第1回講座の日向会場は、15日に市文化交流センター3階会議室であった。泉和会千代田病院リウマチ科・整形外科部長の首藤敏秀医師が「関節リウマチと骨粗鬆(そしょう)症」をテーマに話した。

 「骨は一生同じものではなく、常に古い骨が壊され新しい骨ができている」と首藤医師。破骨細胞と骨芽細胞によって常に代謝を繰り返しているが、関節リウマチでは「この破骨細胞が悪さをしており、勢いが良くなりすぎて骨を壊してしまう」と話した。

 女性に多い病気だが、実は5人に1人は男性。発症の年代を見ると30〜50代が多いものの、60代以降でも発症することがあるという。近年は高齢化が進み、高齢になって発症する人も増えている。

 初期は、曲げにくい、腫れぼったいなど、特に手に症状が出る。似た疾患は多く、年齢的な変化で起こる変形性関節症などに間違われやすい。診断は関節の腫れと痛み、血液検査、レントゲンなどを総合して行う。

 関節の破壊は従来、発症して10、20年たって徐々に進むと予想されていたが、実は2年ほどで破壊が起こっていたという。「以前は慢性関節リウマチと呼ばれていたが、慢性の病気と思ってゆっくり治療していては進行してしまう。ひどくならないようにするには、初期診断、初期治療が重要」と訴えた。

 骨粗鬆症については、発症すると、だんだん身長が低下する場合があり、腰が曲がっている人などは骨がつぶれている可能性があるという。

 「若い頃より4センチ以上低下している場合には、圧迫骨折している可能性が高い。家の柱に孫の身長を書くとともに、自分の身長も年に1回はチェックしてほしい」と呼び掛けた。

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