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事故ゼロへ−意識新た

本紙掲載日:2018-10-18
3面
事故ゼロを誓った国交省の安全大会
安全宣言文を朗読する八作建設の田口さん

田口さんが安全宣言−国交省延岡

 公共工事の事故「ゼロ」を目指す、平成30年度安全大会(国土交通省延岡河川国道事務所主催)が17日、同市社会教育センターであり、同事務所管内の建設業者など57社の社員と国交省職員約120人が「工事現場の現況と安全対策」「工事事故の現状と安全対策」などの講話を聞き、安全管理に対する意識を高めた。

 開会に先立ち、田浦峰星同事務所長が「ひとたび事故が発生すると、事故原因の究明や再発防止策の検討など工事再開まで無用な期間が生じ、受注する機会が減ることになり、精神的、肉体的な負担が増える。安全大会を機にさらに安全管理の徹底に取り組み、事務所管内での事故ゼロが継続することをお願いしたい」とあいさつ。

 この後、延岡労働基準監督署の藤本覚安全衛生課長が「建設業における労働災害の防止」、延岡警察署交通課の岩切孝彰警部補が「建設工事における交通事故防止」、NTTインフラネット宮崎支店の黒木正人課長が「通信ケーブル事故防止」をテーマに講話。同省九州地方整備局企画部技術管理課の田平秀樹課長補佐は、「のり面崩壊事故」や「墜落・転落」「地下埋設物切断」など最近の事故発生状況や事例を紹介した上「多種多様な事故事例を収集、整理、分析し、安全訓練を形骸化せず、元請けや下請けなどが意見を交換し十分な意思疎通ができる環境をつくることが大切」などと話した。

 国道10号財光寺地区改築工事を施工した矢野建設(延岡市北方町)の安藤康夫監理技術者は、現場内の安全対策事例を報告し「仕事の特殊性や作業内容の多様化、他業種の入退場が多いことなどで建設業は事故発生率が高い。一人一人がルールを守ることと現場での声の掛け合いが重要だと思う。慣れに気を付け、ヒューマンエラー災害が起こらないよう努めたい」と決意を語った。

 最後に、57社の社員を代表して五ケ瀬川水系堤防管理外工事を請け負った八作建設(延岡市)の田口勝彦現場代理人が、「死亡災害はあってはならないものという人命尊重の基本理念のもと、労働災害防止に全力で取り組み、受注業者、発注業者関係なくそれぞれの責任を自覚し、その責務を全うします。安心して働ける、よりいっそう魅力ある建設業界を目指します」などとした安全宣言文を読み上げた。

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