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「ぼんだら」の缶詰とは?

本紙掲載日:2018-05-16
3面
高千穂で売られている地元の伝統食「ぼんだら」の缶詰
佐藤孝子さん
缶詰の中身、タラとタケノコを煮付け甘く味付けされている

西臼杵の伝統食だった−高千穂

◆非常時の保存食にも−2年前、女性4人グループが発売

 高千穂町の道の駅や土産品店で地元の伝統食「ぼんだら」という缶詰が売られている。

 「ぼんだら」といっても何のことか分からない人が多いが、古くから西臼杵地方の夏の伝統食という。

 日之影町史は「ハレの食事」として「ぼんだら」を次のように説明している。

 「盆には『盆ダラ』といい、乾燥したタラの魚を水でもどしたものがつきものであった。初盆の家へお参りに行くと、お客のもてなしに盆ダラの料理が出た。板のように乾燥したタラを水で戻し、砂糖としょうゆで味を付け、そのままで出したり、タケノコや里芋と煮たものがあった。夏に生魚が入手できないので、その代替え食品であった」

 記録によると、江戸時代から北海道が主産地で、タラを寒風にさらしてカパカパに乾燥させ、鮮魚の手に入らなかった内陸部のごちそうとして根付いていたという。干鱈(ほしだら)、棒鱈(ぼうだら)、乾鱈(かんだら)などと呼ばれた。

 氷や冷蔵技術が発達して夏でも鮮魚が入手できるようになると次第に姿を見なくなっていったが、西臼杵では夏の伝統食として比較的近年まで食卓に出ていたという。

 高千穂ならではの6次化商品を開発、販売しようと平成28年5月に女性4人で設立した食品加工の合同会社「あまてらすの娘たち」(佐藤孝子代表)は、第1弾の商品として缶詰「高千穂の伝統食・ぼんだら」を発売した。

 地場食品の缶詰といえば、5年前に宮崎市の漬物会社が、たくあんの缶詰めを発売して全国的な話題になったが、地域の伝統料理の缶詰とは珍しい。

 缶詰にした理由について佐藤さんは「高千穂郷・椎葉山地域が世界農業遺産に認定されたことで、この地域ならではの食にこだわりました。レトルトにする案もあったけど、缶詰なら魚の形が壊れないし地震や災害時の保存食にもなるので缶詰にしました」という。

 北海道産の乾燥スケトウダラを時間をかけて水やお湯で戻し、干したけのこと一緒に煮付け、しょうゆ、砂糖、みりん、きんかんシロップで甘く味付けした。缶詰会社と何度も試作し、企画から1年ほどかけて販売にこぎ着けた。

 発売から2年近くなるが、佐藤さんは「ぼんだら、といっても観光客はほとんど知らないので、この地方の伝統料理が缶詰に詰まっていることを伝えていきたい」という。

 一方、「あまてらすの娘たち」が、延岡市の菓子店、日向の国虎屋(上田耕市社長)と共同開発し、昨年夏に発売した「高千穂皇賀玉(おがたま)饅頭」がお土産品として観光客に好評という。

 虎屋名物の破れ饅頭をベースに、高千穂の独自色を出すため同町産のキンカンと米粉を使用。爽やかなキンカンの香りと、お土産としての手頃感で人気商品になった。

 「あまてらすの娘たち」がこの2年間で開発した商品は、このほか、万能だれ、葉にんにくしょうゆ漬、高千穂カレー、米こうじ入りゆずこしょう、きんかんジャム、いちごジャム、トマトケチャップなど多彩。商品開発のほか、山菜料理を出す「山の学校レストラン菜膳」(向山北小学校跡)、米粉ピザなどが人気の農家カフェ「風の道」(上岩戸)も経営し、女性パワーで高千穂の食文化を発信している。

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