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鹿児島県からの分県に尽力

本紙掲載日:2018-05-09
3面
川越進翁胸像献花式

川越翁の胸像に献花−県庁

 明治16(1883)年に県が再配置されて135年を迎えた9日、鹿児島県からの分県運動に尽力した元県会(県議会)議長の川越進翁(1848〜1914年)の胸像への献花式が、県庁本館前庭で営まれた。河野知事や蓬原正三県議会議長らが出席し、先人の遺徳をしのんだ。

 明治4年の廃藩置県で明治政府は7月に延岡藩を廃して延岡県を置き、同年11月には延岡県を廃し、美々津、都城県としている。その2年後に美々津、都城両県を廃止して旧宮崎県が誕生した。

 政府はその後、省庁の統廃合による経費削減などを理由に各地で県統合を進め、同9年8月に宮崎県は鹿児島県に併合された。

 この県統合については全国で反発の声が高まり、本県でも、飫肥藩士の家に生まれ清武の郷校「明教堂」に学んだ川越翁を中心に分県運動が起こり、苦難の末に川越翁が鹿児島県会議長に就任。同16年に分県議案が可決され、5月9日に本県が再配置された。

 式典には川越翁の子孫も出席。河野知事は献花後、「先人の姿勢に学びながらその志をしっかりと受け止め、われわれができることに力を尽くして、将来世代にこの宮崎を託していきたい」と誓った。

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