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土呂久公害パネル展
本紙掲載日:2018-01-17
2面

土呂久公害についてのパネル展(イオンモール宮崎)

1月19日まで−イオンモール宮崎

 高千穂町の旧土呂久鉱山のヒ素公害についてのパネル展が1月19日まで、宮崎市のイオンモール宮崎で開かれている。

 昭和46年に旧土呂久鉱山での亜ヒ酸製造などによって地域住民に健康被害があるとの問題が提起され、県が調査を実施。この結果、住民の健康に影響を及ぼすような環境汚染があり、慢性ヒ素中毒症と思われる健康被害者がいることが明らかになった。

 国は同48年に、当時の「公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法」により、土呂久地区を公害病の指定地域とし、指定疾病を「慢性砒素(ひそ)中毒症」と定めた。

 パネル展はこうした一連の動きを写真や年表などで紹介。慢性ヒ素中毒症の被害者を支援するアジア砒素ネットワークの活動も取り上げている。

 県環境管理課によると、土呂久地区の中毒症認定者はこれまでに202人。このうち、現在の生存者は47人で平均年齢は82歳という。