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稚アユ出荷本格化−県水産振興協会

本紙掲載日:2018-01-11
3面
本格化した稚アユの出荷作業
体長4・5〜5センチの稚アユ

県内の業者に100万匹−延岡市熊野江町

 延岡市熊野江町の県水産振興協会(谷口安博理事長)で稚アユの出荷が本格化している。同協会によると、今月下旬ごろまで、日向市や西都市、西米良村の業者に約100万匹の出荷を予定している。

 種苗生産は9月末ごろから始まり、県水産試験場内水面支場(小林市)で人工授精させた発眼卵を搬入し、淡水の水槽でふ化。その後、徐々に海水に入れ替えて天然アユの生育環境に近い状態で育て、大きさによる選別、計数を行い出荷に備えた。

 出荷作業は年明けから始まり、職員が水槽内の網を操りながら稚アユを1カ所に集め、バケツで海水と一緒にすくって業者の運送トラックへと移された。業者は1日に数回、自社と同協会を往復しながら搬送。稚アユに傷をつけないよう一連の作業は慎重に行われている。

 出荷時の稚アユは体長4・5〜5センチ、重さ約0・5グラムほど。同協会は「ここまで順調に育てることができた。質も上々。放流されたアユが元気に川を泳いでくれれば」と話している。

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