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延岡の特産品、名物に−幻の果実ポポー

本紙掲載日:2017-09-20
3面
延岡産のポポー
生産者の甲斐佐一郎さん(左)と妻の満理江さん
重黒木勉さん
料理を楽しむ試食会の招待者

別々に取り組んでいた生産者とシェフが出会い

◆試食会開く、新たな展開へ

 延岡の食の魅力向上を目的に、延岡産の果物「ポポー」を使った料理の試食会が、延岡市内のレストランであった。試食会は、ポポーのおいしさに魅せられ料理の研究を続ける同店主の料理人と、苗から手探りで育て苦節10年を経て収穫につなげた同市北方町の農園主が、今年6月の出会いを縁に実現。「新たな特産品づくりに」と活気付いている。

 ポポーは北米原産のバンレイシ科の植物。温帯気候で生育し、寒さに強く、虫もつきにくいことから露地栽培に適し、無農薬で栽培できる。甘みに富んだ濃厚な味わいが特徴。明治時代に日本に持ち込まれて栽培が広がったが、現在では栽培農家も少なくなり、「幻の果実」とも呼ばれる。

 試食会を企画したのは、同市出北のステーキ&レストラン「あらすか」オーナーシェフの重黒木勉さん(53)で、ポポーに懸ける熱意に賛同して取り組みをサポートする仲間と準備した。生産者は、北方町上崎で「マリちゃん農園」を営む甲斐佐一郎さん(78)と妻の満理江さん(75)。

 重黒木さんが初めてポポーを食べたのは6、7年前。「ただ単純に甘くておいしく、料理やデザートに使えないかと思った。いろいろ食べた果物の中で、一番強いインパクト」と衝撃を受け、以来、料理に取り入れる研究を続けてきたが、国内では希少な果物のため県外から仕入れていた。

 一方、ミカンやナシなどを栽培する甲斐さん夫妻は、栽培品種を増やす新たな果物としてポポーを選択。10年前に苗を植え、試行錯誤しながら育てた結果、ようやく今年に入って量も大きさも期待に応える果実ができるようになったが、果物の知名度は低く、販売方法に困っていた。

 別々にポポーに関わっていた重黒木さんと甲斐さん夫妻をつなげたのは、農業関係の機関誌。読んでいた重黒木さんの目に、ポポー栽培の甲斐さんの記事が飛び込んできた。重黒木さんは「こんな近くで栽培に取り組んでいる人がいるなんて」とびっくり。今年6月に初対面が実現した。

 重黒木さんは、食の魅力を生かしたまちづくりを目指す延岡市の東九州バスク化構想に賛同し、現在は取り組みを進める延岡推進協議会の料理人部会に所属。延岡の料理人と生産者がつながった縁を生かし、「延岡の食の魅力の向上と新たな特産品につながらないか」と試作料理を考案した。

 試食会には料理人や生産者、行政関係者らが招かれ、ポポーを使った冷静スープをはじめ、ドレッシングやソースに活用したサラダ、ポークピカタなどミニコースをはじめ、プリンやタルト、生キャラメルなどの菓子などを堪能し、味の感想や改良点などをアンケートに記入した。

 甲斐佐一郎さんによると、ポポーの収穫に10年かかったが、現在は接ぎ木で収穫期間を短くする方法があるとされ、栽培面積の拡大に若い世代の参入を希望する。重黒木さんは、試食の感想などを参考に完成度を高めるとともに、普及の拡大や新たな料理づくり取り組む考えという。

 甲斐さんは「育てたポポーがおいしい料理になり、私も家内も夢のような気持ち。延岡の名物になってくれるとうれしい」。重黒木さんは「ポポーを使った料理や商品の全国発信につながるきっかけになれば。ポポーは種類も多く、味も違うので、今後も研究をしていきたい」と話している。

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