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地域医療政策の動向解説

本紙掲載日:2017-09-19
8面
厚労大臣官房審議官の椎葉茂樹さん

厚労省大臣官房審議官・椎葉出身の椎葉さん

 県北8市町村が主催する「地域医療講演会」は9日、延岡市役所講堂であり、椎葉村(延岡西高校)出身で厚生労働省大臣官房審議官の椎葉茂樹さん(54)が「国における地域医療政策の動向について」をテーマに話した。

 椎葉さんは医師で、昭和63年入省。現在は医療分野の施設・人材面をつかさどる医政局で、医療政策や精神保健医療、災害対策を担当している。

 講演ではまず、これまでの地域医療施策を説明。国は消費税財源を元手に、▽市町村における在宅福祉対策の緊急整備▽「ねたきり老人ゼロ作戦」▽長寿社会福祉基金の整備▽施設の緊急整備▽高齢者の生きがい対策推進▽長寿科学研究推進10カ年事業▽高齢者のための総合的な福祉施設の整備―を柱とするゴールドプランに取り組んだと振り返った。

 ヒトとモノを集中投入した結果、「その後の高齢者介護保険にうまく移行できた」と評価。現在は生活習慣病の予防や健康づくり事業を通して、高齢者が心臓病や脳卒中、骨折などで入院を繰り返す悪循環が解消されてきたと報告した。

 今後の政策は、社会保障制度改革国民会議(確かな社会保障を将来世代に伝えるための道筋)の報告書(平成25年)に沿って進行中という。
主には、〃1県1医大〃など高度経済成長期に確立した「1970年代モデル」の社会保障から、超高齢化の進行や家族・地域の変容、非正規労働者の増加など雇用環境の変化に対応した全世代型の「21世紀(2025年)日本モデル」に移行すると説明。

 「現在は教育も終身雇用も70年代モデルのまま」だとして、ICT(情報通信技術)の活用や医療データの整備など徹底した情報分析で、社会保障の重点化・効率化につながるハード面の整備と人材育成を進めていくと語った。

 その上で、医療・介護サービスは「病院完結型」から地域全体で治し支える「地域完結型」に。福祉、子育ても含めた〃地域づくり〃として、実情に沿って一体的に改革していくことの重要性を強調した。

 都道府県は地域医療構想を策定、病床を地域で効率的に配置できるよう病床機能報告制度を設け、各病院には毎年、機能別病床数の報告を求めていくと説明した。

 将来的には病院間同士の競争よりも協調が望ましいとして、知事の裁量で法人同士の合併や権利の移転などが速やかにでき、病床の融通や資金のやり取りも可能となる医療法人・社会福祉法人制度の見直しを検討しているという。

 また、先進諸国の中で極端に少ない医師の担い手(医学部定員)を年次的に拡大し、従来の診療科枠にとらわれない「総合診療」を新たな専門医に位置づけると説明。こうした一連の改革の財源は全国一律の診療・介護報酬とは別に、基金方式も組み合わせることが不可欠と指摘し、すでに一定額を積み立てていると報告した。

 講演会には県北各市町村から関係者150人が参加。裏話も交えた椎葉さんのユニークな話しぶりに笑顔を浮かべながらも、熱心に耳を傾けていた。


県北8市町村で開いた地域医療講演会(延岡市役所講堂)

椎葉さんの話に耳を傾ける参加者
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