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第1回「ふたば賞」決まる

本紙掲載日:2017-08-30
3面

渡辺修三顕彰会−9月9日に詩碑祭と表彰式

 延岡市の渡辺修三顕彰会(湯浅一弘会長)は、昭和初期に詩壇の第一線で活躍した郷土の詩人を顕彰する第1回「渡辺修三ふたば賞」の入賞者を発表した。9月9日午前10時から大野町で詩碑祭、同日午後3時から船倉町の延岡ロイヤルホテルで表彰式を行う。

 「ふたば」は修三が詩作でよく使っていた言葉。市内の小学生から高校生を対象に募集し、185編の作品が寄せられた。県詩の会(谷元益男会長)が審査し、小学生、中学生、高校生の3部門でふたば賞と佳作各3編、ふたば賞の受賞者9人の中から市長賞と市議会議長賞各1人を選んだ。

 今年初めての募集で学校や作品のテーマが限られていたことから、県詩の会の選者6人は来年への期待を込めて「のびのびと書ける環境がつくられることを期待したい」「自己の内面と重ねたり、書かずにはおれない若者らしい感動や疑問が表現されている作品に出合いたい」などと総評した。

 渡辺修三(1903−1978)は同市尾崎町出身。大正10年に旧制延岡中を卒業。早稲田大英文科に進み、西条八十に師事。昭和3年に初めての詩集「エスタの町」を刊行し、注目された。帰郷後も詩作を続け、その環境から「谷間の詩人」と呼ばれた。延岡高校、黒岩小など12校の校歌を作詞している。

 今年で3回目となる詩碑祭では、黒岩小中学校の児童生徒が校歌を斉唱、東海幼稚園の園児が詩碑に刻まれた「天使たち」を朗読する。

 ふたば賞の入賞者は次の通り。

【ふたば賞】
▽小学生の部=ひまわり小ぞう(尚学館3年、森山文結)、いますぐ食べてやる(同、福田雅月)、四季のにおい(同6年、井上愛梨)
▽中学生の部=おかえり(黒岩中1年、佐藤練)、ペアルック(尚学館3年、福田晴心)、踊り子(同、佐藤文香)
▽高校生の部=風と(延岡学園1年、岩切陽菜)、ソメイヨシノ(同、米森円香)、松(同、松葉加容)

【佳作】
▽小学生の部=波のうんそう屋(尚学館5年、日野武)、雨の中の日(同2年、安達志歩)、めがねで見てみると(同6年、菊池心音)
▽中学生の部=すももの季節に(尚学館3年、甲斐愛果)、ありがとうの試合(同、嘉茂優羽)、始まる(同、河野理人)
▽高校生の部=夜空(延岡学園2年、前田沙織)、小さな窓から見る大きな自然(同1年、福原冬真)、日々(同、萩原凛)

【市長賞】
森山文結

【市議会議長賞】
岩切陽菜

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