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「いのちの営み、次世代へ」第2部(8)

本紙掲載日:2017-07-27
1面
森林セラピーガイドを務めながら地域おこしにも取り組む工藤晃一郎さん(右端)

祖母、傾、大崩ユネスコエコパーク登録

◆癒やしの森の魅力発信−古道再生にも取り組む

□森林セラピー

 日之影町の中心部から大分県に延びる県道日之影宇目線を車で約40分。傾山(標高1605メートル)の南麓、V字形の渓谷と折り重なる山々に囲まれた山紫水明の地に見立地区がある。

 6月中旬。この静かな山里で特産の梅の収穫やシロップ作りの体験、森林ウオーキングなどを楽しむイベントが開かれた。

 受け入れたのは、森林セラピーガイド「癒(いや)しの森の案内人」として活動する工藤晃一郎さん(75)。町内から参加した3組10人の親子と触れ合いながら、「若い世代や子どもたちと過ごす時間は楽しいし、何よりも元気をもらう」と目を細めた。

 熊本市出身。終戦直後、父親の古里・見立地区に移り住んで70年以上になる。この間、旧岩戸村(現高千穂町岩戸)から日之影町への分村合併、かつて隆盛を極めた見立鉱山の閉山など時代の流れとともに移り変わる地域の姿を間近に見てきた。

 「鉱山が操業していた時代の活気はなくなり、過疎・高齢化は進む一方。衰退した地域を盛り上げたかった」と、平成18年に町全体が「森林セラピー基地」に認定されたのを機にガイドの資格を取得。以来、町内に6コースあるセラピーツアーの案内を続けている。

 植生豊かな見立渓谷に整備された3・2キロの遊歩道コースだけでなく、自身が生産する梅やユズの収穫作業などを組み合わせたオリジナルのメニューも提供している。

 「1日を通して誰とも会わない日がある。そんな地域だからこそ、来てくれる人たちとの触れ合いを何よりも大切にしてきた。ガイドをきっかけに交流を続けている人も多く、毎年足を運んでくれるグループもある」

 21年からは、かつて旧岩戸村との間を結んでいた峠越えの生活道の再生にも取り組んだ。5本あった道から整備ができそうなルートを探索。地元の仲間7人とグループを作り、ボランティアの協力も得ながら手弁当で延長約11キロを整備した。

 「天(あま)の古道」と名付けた古道は、明治10(1877)年の西南戦争で薩軍が越えた「歴史の道」でもあり、今後は延岡市のNPO法人などと連携しながら上鹿川から見立地区までのルート整備を進める考えだ。

 工藤さんは「セラピーガイドの一人として、これからも見立地区の魅力をどんどん発信していきたい。歴史の深さを感じさせる古道を新たな観光資源にして地域のさらなる活性化につなげていきたい」と話し、ユネスコエコパークの登録を機にさらなる意欲を見せている。

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