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土砂災害から身を守るには

本紙掲載日:2017-06-26
3面
古川町の住民に土砂災害について説明する児玉会長

警戒区域古川町で防止講座

 延岡市古川町の古川公民館で17日、「土砂災害防止講座」があり、県砂防ボランティア協会の児玉幸二会長が土砂災害から身を守るための知識などについて講義した。地域住民ら約40人が参加。

 県の平成25年度までの調査によると、土砂災害による死者・行方不明者の約6割が県北地域という。市のハザードマップでは、同町のほとんどが「土砂災害警戒区域」に指定されている。

 児玉会長は、県内で発生した土砂災害の事例や脅威などを映像や写真を使って分かりやすく説明。災害を回避したり、被害を減らすために「日頃の備えと早めの避難が大切」と強調した。

 参加者の中には、いくつもの巨大な岩が勢いよく押し流される土石流や、斜面がゆっくりと崩れていく地すべりなどの映像を見て驚きの声を上げる人も。洪水などで避難が困難になった場合は「近くの建物の2階以上や、自分の家の一番高い場所に逃げる」など、児玉会長の話を真剣に聞いていた。

 平成9年の洪水被害を経験して以来、防災用品などをそろえたという同町の甲斐沙和子さん(72)は、「人ごとだと思わずに、日頃から防災意識を持つことが必要だと改めて思った」と話していた。

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