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民間協議会が建設促進大会−九州中央道

本紙掲載日:2017-05-16
3面
山都町で行われた九州中央道建設促進大会(提供写真)

熊本地震で「命のみち」痛感−熊本県山都町

 九州中央道の予定沿線市町の商工会議所、商工会、青年会議所計16団体でつくる九州中央自動車道建設促進民間協議会(田辺成一会長・山都町商工会会長)は9日、熊本県上益城郡山都町の国民宿舎通潤山荘で「第16回九州中央自動車道建設促進大会」を開いた。昨年12月に開催予定だったが、熊本地震の影響で延期されていた。同地震では幹線道路が被災、複数の交通ネットワークの必要性が改めて浮き彫りとなっており、同自動車道の必要性を民間の立場から強く訴えた。

 毎年1回、本県と熊本県を交互に会場にして開いている。200人が参加した。

 大会に先立って行われた基調講演では、国交省九州地方整備局熊本河川国道事務所の森田康夫所長が、地震の影響で通行不能となっている国道325号阿蘇大橋ルート、県道熊本高森線俵山ルートなどの復旧工事の現状や九州中央道整備の進行状況を説明した。

 大会では、田辺会長が「被災時の混乱の中、救急医療車や支援物資の輸送に関わる『命のみち』としての中央道の必要性を痛感した。今後も協議会活動を通して本路線の早期整備を訴えたい」とあいさつ。

 小池高山−北中島間の早期完成、北中島−矢部間の供用予定年度の明示、蘇陽−高千穂間の計画段階評価の早期完了、事業化されていない矢部−蘇陽間と日之影−蔵田間の見通しの早期公表など要望項目を決議した。

 竹内昭剛副会長(御船町商工会会長)が決議文を読み上げ、田中敦朗理事(熊本青年会議所理事長)の発声でガンバロー三唱をして気勢を上げた。

 中央道は全長95キロ中15キロしか開通しておらず、整備率は16%。熊本県側では小池高山−北中島間が平成30年度に供用予定、宮崎県側では蘇陽−高千穂間のルートに関する意見聴取が3月に行われるなど前進しているが、矢部−蘇陽間、日之影−蔵田間は事業化されていない。

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