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平底トンネル(仮称)−5月中に掘削開始

本紙掲載日:2017-04-17
8面
平底トンネル(仮称)の東側坑口。5月中に掘削工事が始まる
七折平底の起点側。トンネル掘削の準備が進む
大平山トンネル(仮称)の西側坑口。28年4月に貫通
深角IC付近の土工工事現場
大平山トンネル(仮称)の東側坑口付近

国道218号高千穂日之影道路

◆大平山TNは貫通−末市、深角工区も順調

 九州中央自動車道(法定路線名・九州横断自動車道延岡線)の一部となる国道218号高千穂日之影道路(日之影町末市―同町平底)の建設工事が順調に進み、区間中2本のトンネルのうち、大平山トンネル(2306メートル)は昨年春に貫通、残る平底トンネル(1665メートル)は、5月中に掘削を開始する予定。末市、深角工区も順調に工事が進んでいる。

 高千穂日之影道路は平成20年度に事業化。幅員12メートル(車道7メートル)の自動車専用道路で、総工費約206億円で同25年7月に着工した。

 雲海橋東詰めの日之影町末市交差点付近から東に大平山トンネル―深角IC―平底トンネル(1665メートル)―同町七折まで延長5・1キロ。

 大平山トンネルは、区間中最大の構造物で、東西工区に分けて建設。東工区(1129メートル)は平成26年12月24日、西工区(1177メートル)が同27年2月13日に着工、同28年4月までに貫通した。平底トンネルは掘削開始に向け、準備が進んでいる。

 一方、中央道の熊本県内区間は平成19年10月、総事業費約620億円で嘉島―山都(延長23キロ)に着工。九州自動車道から分岐する嘉島JCT―小池高山IC(1・8キロ)が同26年3月22日に開通している。

 嘉島―矢部の事業進捗(しんちょく)率(平成28年3月現在)は約84%。小池高山IC(御船町)―北中島IC(山都町)=10・8キロ=は同30年度完成を目指す。西から、高木トンネル(479メートル)鶴山谷トンネル(288メートル)大平河内トンネル(599メートル)田代第一トンネル(477メートル)田代第二トンネル(531メートル)と続き、これまでに4トンネルが完成。

 また、10橋のうち、八丁第一(90メートル)、八丁第二(78メートル)、矢形川(184メートル)、南田代(34メートル)、八勢川(226メートル)、上野橋(48メートル)の6橋が完成している。

 北中島―矢部(10・4キロ)はトンネルはなく、構造物は8橋のみ。矢部ICに近い千滝川橋(212メートル)が完成しているが、北中島橋など5橋は施工中、城ノ尾第二橋は未着手。

(文中の構造物名はすべて仮称)

【九州中央自動車道(九州横断自動車道延岡線)】
熊本県嘉島町を起点に延岡市までの延長95キロ。宮崎県側は北方延岡道路(蔵田交差点―延岡JCT・IC間、13・1キロ)が平成27年4月29日までに全線開通。熊本県側は同19年10月に嘉島―山都間(23キロ)が着工。同26年3月22日に九州自動車道から分岐する嘉島JCT―小池高山IC間約1・8キロが開通した。
残る小池高山IC―北中島ICの10・8キロは平成30年度中に開通予定、用地買収が進む北中島IC―矢部IC間10・4キロの開通時期は未定。
法定路線名は「九州横断自動車道延岡線」だが、平成22年11月開催の建設促進地方大会で、通称名を「九州中央自動車道」にすることが提唱され、それ以降通称名を使用している。

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