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災害時の態勢強化−延岡市

本紙掲載日:2017-03-30
3面
協定書を手にする県自動車整備振興会延岡支部の菊池支部長=前列右=ら

県自動車整備振興会延岡支部と協定

 延岡市と県自動車整備振興会延岡支部(菊池良和支部長、83社)は3月23日、災害が発生した場合に応急措置の妨げになる障害物の除去や、緊急自動車の整備など応急活動の態勢を強化するため、協力協定を結んだ。同協定の締結は、自動車整備振興会としては九州初という。

 協定書によると、地震や風水害などの災害が発生した場合、道路をふさぐなどして自治体が行う応急活動の妨げとなる浸水車両などについて、支部会員がレッカー車などを使って除去するほか、被災者の救援・緊急自動車の整備などの活動に協力する。

 加えて、支部会員が所有する応急活動に役立つ資機材などを提供するとともに、会員が保有・管理する施設を一時的な避難場所として開放するほか、その他必要と認められる業務全般に努めることで、自治体の円滑な応急対策活動をサポートしていくという。

 延岡支部は6年前の東日本大震災を教訓に、日向灘に面し、五ケ瀬川など大きな河川が流れ込む延岡市で災害が発生した場合、「地域のために自分たちができることが何かあるのでは」と検討を重ねるとともに、会員の賛同を募るなど構想を温めてきたという。

 調印式は市役所で開かれ、首藤正治市長と菊池支部長、行政担当者、支部役員が出席。首藤市長は「災害発生時の支援は大変心強い」、菊池支部長は「災害時に何かできないか。東日本大震災を機に考え、いまに至った。ここからがスタート」と話していた。

 同支部は今後、保有するレッカー車の台数や資機材の把握や態勢づくり、行政と協議を進めて業務内容を一層精査していくとともに、県内外の支部などにもこうした協定や活動についてPRし、取り組みを広げていきたいとしている。

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