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「宮崎の自然と環境」

本紙掲載日:2016-12-19
1面
「宮崎の自然と環境」創刊号の表紙

研究者や愛好者−創刊号を発行

 県内の自然・環境の研究者や愛好者らでつくる任意団体「宮崎の自然と環境協会」(岩本俊孝会長)がこのほど、会員向けの雑誌「宮崎の自然と環境」の創刊号(A4判112ページ)を発行した。

 動植物や地質などさまざまな分野で調査・研究を続ける会員が、その成果や県内の現状などを投稿。カラー写真をふんだんに使い、専門的な内容を含みながらも分かりやすくまとめている。

 同協会は、自然や環境に関する分野横断的な発表の場をつくり、豊かな環境の保全につなげようと今年7月に発足。個人や団体から会員を募り、創刊号の準備を進めていた。

 発行にあたり、日本植物学会会員の南谷忠志副会長は序文で「宮崎は自然が豊かと異口同音に言われるが、それは四半世紀前までのこと。この間に野生植物だけでも約50種が絶滅している」と指摘、雑誌は「残された豊かな自然を後世に伝え残す舞台になる」としている。

 また、宮崎、大分両県などが登録を目指す祖母・傾・大崩ユネスコエコパークの宮崎県側の推進協議会会長を務める岩本会長は「この雑誌が、県内の自然環境の現状についてより広く、深く理解してもらえるきっかけとなることを望んでいる。将来的には、エコパークのさまざまな研究成果の発表の場にもなってほしい」と話している。

 創刊号は200部発行。第2号は来年12月の発行を予定している。

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