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黒木郁朝さん(延岡出身)日向で作品展

本紙掲載日:2016-12-01
7面
カフェさんくで開かれている黒木郁朝さんの作品展「時の刻み」

「時の刻み」県北で7年ぶり

 延岡市出身の版画家、黒木郁朝さん(72)=木城町在住=の作品展が12月24日まで、日向市富高の「カフェさんく」で開かれている。黒木さんと同カフェのオーナー今村敦美さん(64)は40年来の友人で、オープン1周年を記念して企画された。タイトルは「時の刻み」。黒木さんは「この空間を通じて今村さんが伝えようとしている一つの生き方の中で、作品も一緒に楽しんでもらえたら」と話している。

 黒木さんは、木版を中心に物語性豊かな作品を創作し、スペイン、フランス、アメリカ、デンマークなどの国際展・個人展に出品。平成8年から絵本文化の発信をコンセプトにした木城えほんの郷の村長を務めている。

 自然な生き方を問う自身のテーマは一貫しているものの「その表現方法はここ数年で随分変わってきた」と語る。思いを強く表現しようとしてきたこれまでの深みのある色合いから、押し付けない、柔らかく静かな色合いへ。「作品の生み出す空気みたいなものを今、大事にしている」という。

 会場には、そんな「音(石ちらし)」「花」「星空―墜ちる」など約30点を展示している。「何を描いているかというより、作品の柔らかい、静かな空気を感じ取ってほしい」と話している。

 県北での作品展は7年ぶり。カフェさんくの営業時間は午前11時〜午後7時。木・日曜は休み。問い合わせは同カフェ(電話日向95・0436)。

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