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社協と遊技業組合が協定−日向

本紙掲載日:2016-10-19
3面
フードバンクに関する協定を締結した中村会長(右)と森腰組合長

生活困窮世帯への支援事業で

 生活困窮世帯に食品などを無償で提供するフードバンク(食料支援事業)に取り組んでいる日向市社会福祉協議会(中村恒雄会長)はこのほど、日向地区遊技業組合(森腰英信組合長、7社10店舗)と協定を締結し、パチンコ店の利用者から寄付してもらった景品などを、同組合を通じて提供してもらう取り組みを始めた。同協議会は持続可能な支援体制を確立するため、この協定を足がかりに、今後さらに他業種とのネットワークを広げていきたい考え。

 同協議会のフードバンクは昨年5月にスタート。個人や団体から食料などを寄付してもらい、これまで延べ50件以上の生活困窮世帯に提供している。その世帯の多くは「きょう食べるものがない」という差し迫った状態に置かれているため、常に食料などを一定量、確保しておく必要があるという。

 締結式は同市総合福祉センターであり、協定書に調印後、森腰組合長は「民間としてできることはないか、この意識がお客さまや地域に少しずつ広がっていけば」とあいさつ。中村会長は「現状の仕組みだけでは、必要な支援が十分に行き届かない場面もあった中、今回の協定は大変心強い」と感謝した。

 同組合は今後、利用者から寄付してもらった景品や、「いらない」と言われた景品、入れ替えなどで生じる処分予定の景品を各店舗ごとに回収し、同協議会へ寄付するほか、同組合から寄付金を贈り、景品ではまかなえない米などの食料の購入に充ててもらうことにしている。

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