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エンディングノートの勧め

本紙掲載日:2016-09-30
3面
講演する中村伸一医師(カルチャープラザのべおか)

元気なうちにサヨナラの準備を

◆全国で注目の中村医師が講演

 平成28年度県北在宅緩和ケア研修会はこのほど、延岡市のカルチャープラザのべおかであり、福井県おおい町で地域医療を一手に担い、全国的に注目を集めている中村伸一医師(53)=名田庄診療所所長=が「元気な今だから始めよう!〃サヨナラ〃の準備」をテーマに講演した。主催は県北在宅緩和ケア推進連絡協議会(会長・瀧口俊一延岡保健所所長)。

 中村医師は名田庄地域唯一の医療機関で、乳児から高齢者まで幅広い領域に一人で対応し、住民との絆を結びながら在宅医療に取り組んでいる。

 その活躍ぶりはNHKテレビ「プロフェッショナル仕事の流儀」で取り上げられ、同BSプレミアムドラマ「ドロクター」のモデルにもなった。在宅医療に関する著書も執筆、住民が〃地域で生き、逝く〃ことを全身で支える医師として知られている。

 講演で中村医師は、自身の経験から、「認知症だからと閉じ込めれば1年で病気になるし、病気で閉じこもってしまっても1年でボケてしまう」と話し、病気と認知症は結びつきやすいことを説明。多少面倒でも普段から人と交流を持ち、地域に認知症の人を受け入れる寛容さを求めた。

 また、平均寿命から健康寿命を差し引いた(健康ではない)期間が男性では約9年間、女性は約12年間続くという統計を紹介。「ピンピンコロリは幻想にすぎない。じっくり逝く、介護されるということを念頭に置くべき」と指摘した。

 その上で、病気で意思表示が難しくなったり認知症で判断力が低下した時に備えて「エンディングノート」を勧めた。同ノートには、自分の身に何か起こった時に「どこで、誰に、どのような介護を受けたいか」や、どの程度までの延命措置を望むかなどを書き残しておく。

 中村医師は、ほとんど接点のなかったおじの葬儀で親族代表あいさつを任された際、故人をよく知る人が残っておらずに苦労したエピソードを紹介。エンディングノートには自分の生い立ちからをつづる欄もあり、「残される人のためにもぜひ活用してほしい」と呼び掛けた。

 一方、妻の介護で周囲を頼らず完璧にこなす男性は「介護心中や自殺、殺人に至るケースが多い傾向にある」と説明。「そうした悲劇を決して美談とせず、周囲に思い当たる人がいる時は、保健所なり包括支援センターなりに伝えて」と希望した。

 会場を埋めた300人近い人たちは、重いテーマではあったが、中村医師の毒舌を交えた話に笑いながら熱心に聞き入った。

          ▽          ▽

《エンディングノート》
人生の終末期に死に備えて書き留めておくノート。延命措置を望むか、介護が必要になった時の希望、財産や貴重品のこと、葬儀の希望、家系や自分史など。法的な遺言と異なり、家族への伝言。


笑い声を上げながら講演に耳を傾ける来場者
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