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伝統の棒術、演武を披露−高千穂

本紙掲載日:2016-05-17
2面
気合の入った声ともに棒術を披露する保存会員

3保存会が祭典

 高千穂町の無形民俗文化財に指定されている「棒術」を公開する「第7回高千穂古武道棒術の祭典」はこのほど、同町三田井の「一本木広場」であり、町内3棒術保存会が神影流、戸田流の演武を披露した。

 祭典は、棒術の伝承と後継者育成などを図ろうと、三田井棒術保存会(佐藤哲章会長)が町内の各保存会に呼び掛けて毎年行っている。

 この日はあいにくの空模様の中、会場に張ったテントで演武。三田井、黒口、奥鶴の各棒術保存会から参加した10人がそろいの鉢巻き、白装束姿で、六尺棒(180センチ)、四尺棒(120センチ)、太刀、なぎなたを手に「えい」「とう」「やー」と気合の入った声とともに技の数々を披露した。会場では、餅まきや農産物の販売があったほか、熊本地震の義援金も募った。

 三田井地区棒術保存会などによると、棒術は高千穂が小藩だった江戸時代に農民などに普及した古武道。「無道流」「鞍馬流」など多数の流派があるが、今に伝承されている代表的な流派は「神影流」と「戸田流」。その歴史は神影流が約400年、戸田流が約280年とされ、技の数はそれぞれ120を超えるという。

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