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GW−高千穂観光3分の1

本紙掲載日:2016-05-10
1面

調査開始後最低−地震影響大きく

 高千穂町は10日、大型連休(GW)中の観光入り込み客の推計値を発表した。それによると、4月29日から今月5日までに同町を訪れたのは4万1330人。昨年のGW(4月30日〜5月6日)に訪れた約12万人の3割程度にとどまった。熊本地震の影響が顕著に表れた形で、GWの入り込み調査を始めた平成4年以降、過去最低となった。

 調査結果は、高千穂峡の常設駐車場や、その周辺に設けた臨時駐車場の利用状況、町内の観光施設から集約したデータなどを基に算出した。

 観光客数を見ると、4月29日=3480(前年9010)人▽同30日=4520(同1万2260)人▽5月1日=5990(同1万6880)人▽同2日=4950(同1万9540)人▽同3日=4590(同2万3720)人▽同4日=1万0600(同25850)人▽同5日=7200(13900)人――。いずれも前年を大きく下回り、1万人を超えたのは1日間だけ。また、自家用車やバイク、レンタカーなどの車両台数も前年比2万2980台減の1万5890台だった。

 方面別の入り込みは集計中だが、道路被害の影響でルートが限定的となったことなどから、「熊本や福岡など九州北部からの入り込みが大きく減少したのでは」とみている。

 企画観光課は「今年は観光客の入り込みが順調に推移し、GWは昨年並みか昨年を上回ると予測していただけに地震の影響は大きかった」とした上で、「今後も影響は続きそうだが、多くの皆さんが安全に高千穂観光を楽しんでもらえるように関係機関・団体と連携した安全対策や正確な情報の発信に努めていきたい」と話している。

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