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クマガイソウひっそりと−高千穂

本紙掲載日:2016-04-23
1面
高千穂町内の自生地で開花した希少植物のクマガイソウ(22日)

自生地で開花−24日から特別公開

 希少植物のクマガイソウが、高千穂町内の自生地で開花している。自生地を管理する「高千穂森の会」(興梠幸男会長、11人)は24日から一般に特別公開する。

 クマガイソウは、ラン科の多年草。県版レッドデータブックでは、絶滅危惧毅体爐吠類されている。30〜40センチほどの背丈の茎先に薄紫の脈がある袋状の花を付けるのが特徴。その名は、平安時代末期〜鎌倉時代初期の武将、熊谷直実が背負っていた母衣(ほろ)に似ていることに由来する。

 6千株ほどある同町の自生地は、県野生動植物の保護に関する条例に基づく「重要生息地」、町の「天然記念物」に指定されている。興梠会長によると、22日現在、全体の2、3割ほどが咲いているといい、「日がたつにつれ、花はさらに丸みを帯び、脈の色も濃くなる」。

 特別公開は5月5日ごろまでを予定しており、午前9時からと午後1時からの1日2回。観賞するには、事前の予約と自生地の管理費として1人500円が必要。高校生以下は無料。

 熊本地震の余震が続いていることから、興梠会長は「お越しの際は十分に気を付けてください」と呼び掛けている。

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