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動向参院選−読谷山氏で野党一本化

本紙掲載日:2016-03-17
1面
民主党県連と共産党県委員会の会談。読谷山洋司氏当選に向け、双方が選挙協力することで合意した

共産が松本氏擁立取り下げ−民主との間で確認書

 民主党県連(田口雄二代表)と共産党県委員会(津島忠勝委員長)は17日午前、宮崎市内で今夏の参院選宮崎選挙区(改選定数1)の対応を協議。民主が推薦する元総務省官僚で延岡市出身の読谷山洋司氏(52)の当選に向け、双方が選挙協力することで合意し、共産は17日付で県書記長の松本隆氏(54)の擁立を取り下げた。社民党も17日の常任幹事会で読谷山氏の推薦を決めており、野党3党による事実上の候補一本化が決まった。3党が宮崎選挙区で共闘するのは初めて。

 会議には民主県連から田口代表と渡辺創幹事長、共産県委員会からは津島委員長、松本書記長ら幹部4人が出席した。

 非公開の協議後、取材に応じた渡辺幹事長、津島委員長によると、まず、読谷山氏も同席しての3者間で確認書を交わした。中身は、安全保障関連法の廃止と、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回の公約化▽安倍政権の打倒▽読谷山氏当選に向けて全力を挙げる――などを盛り込んだ。その上で、共産が松本氏擁立を取り下げた。

 渡辺幹事長は「一度立てた候補者を引かせるという共産党さんの極めて大きな決断に心から敬意を払いたい。今後はどうすればうまく力を合わせられるかの連絡調整のテーブルをつくりたい。そこには社民に加え、連携できるのであれば安倍政権に不満を持つ市民にも加わっていただきたい」と述べた。

 一方、津島委員長は「事実上の推薦と捉えてもらっていい。どういう協力ができるかをしっかり協議して、力の出る方法を探りたい」と力を込めた。

 宮崎選挙区には、自民党現職の松下新平氏(49)、幸福実現党県本部副代表の河野一郎氏(56)も立候補を予定している。

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