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「みやざき百人一首」発刊

本紙掲載日:2016-02-06
8面
発刊された「みやざき百人一首」

若山牧水賞20回記念に−現代歌人100人が1首ずつ

 若山牧水賞運営委員会は、同賞の第20回を記念して、全国の歌人100人に宮崎県に関する短歌を詠んでもらい、その作品を収めた歌集「みやざき百人一首」を発刊した。

 同賞選考委員の伊藤一彦さんによると、初めはお題には地名中心に話が進んでいたが、食べ物や飲み物も入れた方が面白いという意見が出て、100の項目を選び、それぞれを詠んでもらう歌人100人を決め、作品1首と作品に関するコメントを依頼した。

 「さすが全国を代表する歌人の方たち、素晴らしい歌が寄せられた。県民の皆さんはふるさと宮崎をあらためて見直すきっかけとなる1冊になると思う」と伊藤さん。2500円。

 問い合わせは県庁文化文教課内の同賞運営委員会事務局(電話0985・26・7117)へ。

◆「みやざき百人一首」作品から

【高千穂神楽】
高千穂の夜のみかぐらに身は燃えて瀬鳴りすがしき峡(かひ)にくだりぬ(岡野弘彦)

【高千穂峡】
千年は刹那とおもふ神がみの呼吸のごとく照り翳る峡(小島ゆかり)

【刈干切唄】
刈草を胸にひきよせ唄ふこゑ神話の里にひびきゆたけし(春日真木子)

【スキー場】
九重連山見放けし後に滑り出す天然雪の匂ふゲレンデ(香川ヒサ)

【霧立越】
春おそき霧立越に咲きさかるまぼろしならずこの山桜(島田修三)

【大人歌舞伎】
人は歌い人は舞いたり現世と彼岸を繋ぐ祈りを込めて(田中拓也)

【青雲橋】
たかてらす日之影町の深峪をひとまたぎせり青雲橋は(田宮朋子)

【六峰街道】
六峰をマークペンもてたどりつつあけぼのつつじに招かれており(玉井清弘)

【五ケ瀬川】
牧水が釣りにし鮎の裔ならむ五ケ瀬の鮎はかぐはしきかも(本田一弘)

【行縢山】
地図見つつ「行縢山へ行かうね」と君に言ひしをゆかず五十年(いそとせ)(安田純生)

【城山】
城山の鐘は現(うつつ)に聴こえねど牧水の空晴れ渡るなり(影山一男)

【カンムリウミスズメ】
月のひかり砕くる海へ雛鳥はまろきからだを放らむとせり(横山未来子)

【諸塚山】
いにしえの塚をおおえるつつじばな匂う卯月はゆめのあけぼの(沖ななも)

【鶴富屋敷】
来ぬ人を待てば夜半の風に鳴る庭の山椒(さんしゅ)に懸けし小鈴が(藤野早苗)

【椎葉神楽】
夜神楽や椎葉の村の強面(こはもて)の奥のやさしさそのつつましさ(今野寿美)

【ひえつき節】
山深き椎葉の村にヨーホイとひえつき節の掛け声はづむ(秋山佐和子)

【御田祭】
泥しぶき上げ牛馬を駈りし神の和魂(にぎたま)降り来あをき早苗田(渡英子)

【宇納間地蔵】
天平のうなまに立ちてほとばしる行基は火であつた氷であつた(林和清)

【師走祭り】
篝火を焚けよ日向の神門神社父王神(ちちわうがみ)のまぼろしが濃し(日高堯子)

【細島】
片恋は鳥となるべしゆりかもめ細島発ちていづこにもゆけ(川野里子)

【お倉ケ浜】
ぐいぐいと白の際立ち繰り寄せぬお倉ケ浜の晴るる日の波(中川佐和子)

【ひょっとこ踊り】
切れのある腰つき愛しきひよつとこの後ろ姿は孤独をはらむ(大口玲子)

【耳川】
自然とはいかなる色か吾(あ)を見よと耳川流るただ緩々(ゆるゆる)と(桜川冴子)

【美々津】
爪さきに力をためて宙(そら)へ発つ鵄見おくりぬ美々津の岸に(小黒世茂)

【日向木挽唄】
伐り出した木木を想ひて唄ひだす日向の杣夫の肌の日焼けは(前川佐重郎)

【山陰】
渓流(たにがは)にビール冷やせばレッテルの剥げて青春無聊の日々よ(福島泰樹)

【坪谷】
壺に入るごとく峡谷に入り歩むかなしみまでも透きとほる里(伊藤一彦)

【尾鈴山】
ふかぶかと尾鈴の山にわけ入りて水呑むわれの風の夕暮れ(坂井修一)

【景清廟】
父恋ひは果てなきものか太陽に向かひて父を求めし乙女(水原紫苑)

【大淀川】
夕映えの似合ふ川なりフエニツクスの樹と樹のあひに夕日は沈む(永田和宏)

【はまゆう】
波の音ききつつ咲ける浜木綿の花の白さよ白は遠き色(栗木京子)

【法華嶽】
鶉ぐるま千の一羽の鶉鳴く縁起さびしく法華嶽は萌ゆ(米川千嘉子)

【照葉大吊橋】
風なかの大き吊橋綾の橋バンジージャンプできる高さぞ(高野公彦)

【高千穂峰】
神々の天と地を繋ぎつつ一点尖る高千穂の峰(三枝暁掘

【宮崎牛】
乾杯のグラスに映る鉄板の宮崎牛が立ち上げる湯気(佐佐木幸綱)

【メヒカリ】
遙かなる日向の灘の底深くメヒカリの眼は青く澄みゐむ(内藤明)

【へべす】
青々とへべす実れば母という母の日傘のばばばと開く(奥田亡羊)

【鮎料理】
鮎店にあゆのひかりのさまざまにあゆのほかなるひかりも踊る(内山晶太)

【焼酎】
ゆつたりと日向国に抱かれゐるよろこびありぬ焼酎のめば(大松達知)

【ワイン】
宮崎のワイン豊かに酌みゆけば土地の縁とは人の縁なり(俵万智)

【チキン南蛮】
混ざり合う前世来世のうまそうなタルタルソースのチキン南蛮(穂村弘)

【日向夏】
みやざきの香菓(かぐのこのみ)の日向夏ひかりの玉のごとく手に受く(馬場あき子)

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