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延岡出身イラストレーター・安田善吉さんに聞く(4)

本紙掲載日:2016-02-06
7面
平成25年12月に東京宝塚劇場で開かれた作品展「タカラジェンヌ」の会場に立つ安田さん。同25年1月から2月は兵庫県の宝塚大劇場で開催された

似顔絵は天職−半世紀にわたりタカラジェンヌを描く

◆舞台裏の努力たるや並大抵じゃありませんね

−−安田さんが連載している宝塚歌劇団の月刊誌「宝塚GRAPH」についてお聞きします。毎月1人のタカラジェンヌをインタビューして記事にし、イラストと共に掲載していますね。どのような取材になるのですか。

 毎回、インタビュー前に舞台稽古の写真を特別に撮らせていただいています。そこで、その人の魅力的な瞬間はこれだというのがだいたい分かります。シャッターを切った時にイラストは出来上がっているようなものです。最近は、インタビューで本人に会った時にイラストを見せます。「うれしー!」って言ってくれます。
このように舞台稽古を見て、本番を見ますが、その前に新人公演も見ています。宝塚では、初舞台を踏んだばかりの生徒から、研7(研究科7年の略。入団して7年目)までの人たちが、兵庫県の宝塚大劇場と東京宝塚劇場で行われる本公演の期間中に1回だけ、本公演と全く同じ作品を上演します。それが新人公演です。そこで「この人は将来大スターになるだろうな」というのはだいたい分かります。

−−そうですか、分かりますか。

 最近の若い人はすごいですよ。歌も踊りも素晴らしい。育つ環境でしょうか、小さいころから音楽に慣れ親しんでいます。研究科1年ぐらいでもメーキャップをきちんとできる人もいるし。持って生まれた才能も大きいのですが、タカラジェンヌの努力たるや、すごいですよ。
私なんか最初の頃は「かっこいい」とか「美しい」といったような見方しかできなかったのに、夜も寝ずにせりふを覚え、歌の稽古をするというギリギリのところまで頑張って、先生に〃ダメ出し〃されても頑張っている。そういう裏の努力を見ていると、私もいい加減な絵を描いちゃいかんなあと思い始めた。それは最近なんです。
それまでは似せようとか、うまく描こうとか、そういうことで描いてきたようなところがあって。最近改めてじっくりと宝塚を見ていると、そういう舞台では見えない部分の生徒の努力たるや並大抵のことではないですね。
ましてや女性が男の役をするわけでしょう。それだけでも大変なことなのに、本物の男よりも男っぽさをうまく表現する。普通の男だったら自然にやっているけれど、客席から見た場合にカッコ良さは男役の方が男をカッコ良く見せるんですよ。やはり女性のお客さんのハートをつかむだけの、キュンとさせるだけの何かがあります。それもやはり努力ですね。
女役も普通の男を相手にしているわけではないので、女性が作った男に合った女を作らないといけないという難しさがあるみたいですね。そのあたりが私自身少し分かるようになってきたような気がします。ああ、こんな大変さがあったんだと最近はつくづく思い、一生懸命に舞台を見るようにしています。
私は人よりも何事も遅いから、本当は50年前に気が付いていないといけないことを、やっと「ああそうか」ということばっかりですよ。

−−宝塚歌劇は一昨年、100周年を迎えました。大正3(1914)年4月1日の宝塚少女歌劇の第1回公演から100周年ということですね。大きな節目だったのですが、どのようなイベントが行われたのですか。

 今まで宝塚歌劇を卒業していったスターたちが集まっての100周年記念式典がありました。また月組がグランド・レビュー「TAKARAZUKA花詩集100」を上演しました。これは、レビューの王様と言われた演出家・白井鐵造が昭和8(1933)年に発表したレビュー「花詩集」を、藤井大介さんが現代のアレンジで作り直し、豪華なレビューを見せてくれました。これには総勢100人のラインダンスがありました。これは見事でしたね。
そして卒業生のOGの舞台も素晴らしかった。宝塚を卒業して、よその舞台に立つために宝塚以上に自分を磨くわけです。だから宝塚時代に聞いたこともないような素晴らしい歌を聞かせてくれました。宝塚時代に培った根性で、もっとさらに自分を磨いていくということで勉強しています。それはタカラジェンヌだからこそできるのかなと思うような素晴らしい舞台でした。

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