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盆ぢょうちん、伝統の技守る

本紙掲載日:2015-07-17
13面
ちょうちんに家紋を手書きする米川さん(延岡市山下町の甲斐花輪)

米川さん(延岡市山下町・甲斐花輪社長)−家紋や戒名を手書き

 盆商品の出荷のピークが始まり、仏具店をはじめ県北の商店にはちょうちんや灯籠、供え物などを買い求める人が次々と訪れている。こうした中、盆ぢょうちんに家紋や戒名を手書きする伝統の技を守り続けている米川史郎さん(74)=延岡市山下町、甲斐花輪社長=も毎日のように細かな作業に追われている。

 昭和の頃までは、県北でも盆ぢょうちんに家紋などを手書きする販売店はいくつかあったが、現在は貼り付けるシール型が主流となり、手書きする人は九州でも希少な存在となっているという。

 手書きの業者が減ったのは、しばらく家紋入りちょうちんの需要が減ったためだが、米川さんによると、10年ほど前からは再び、「門に掲げるちょうちんはやはり家紋入りでなくては」と、伝統的なちょうちんを求める客が増えたという。

 そうした需要と相まって、印刷ではなく墨書きの家紋を好む傾向も高まり、今では米川さんの元に全国各地から手書きの注文が寄せられるようになった。

 米川さんの店も以前は市内に居た手書き業者に家紋入れを頼っていたが、担い手が不足していくことを懸念。20年前、その業者から何日間も泊まり込みで技術を学び、自ら手掛けるようになった。

 手書き家紋は、ひな型作りが基本で、それを集めるのに最も苦労するのだという。これまでに注文を受けた家紋だけでも優に300種類は超える。

 注文は一件一件異なる。同じ家紋でも丸囲みや枠入り、屋号などの崩し字などさまざま。見たこともないクジラの紋を頼まれたこともある。さらには、ちょうちんの大きさに応じて大小いくつものひな型が必要となる。

 米川さんの作業場には、これまでに製作したひな型の台帳が何冊も保管され、「いまではこれが一番の財産」。ひな型とはいえ、ちょうちんの裏に貼って使うため、素材となる和紙一つとっても「適した物を探し出すのに苦労しました」という。

 いくら立派なひな型ができても、それをちょうちんに書き込むのにも技術が必要。薄い球面で、ちょうちんの骨(節)もあるため、筆運びは決して簡単ではない。スズメやチョウなど細かく複雑な家紋も多い。

 米川さんが書き込んだ線の内側を塗り込む作業は、息子の克哉さん(43)=同店副社長=が担当。米川さんは克哉さんに手書きの伝統を継承してもらえるよう希望は抱いているが、骨を折る仕事を無理強いもできない。

 それでも米川さんは、「手書きはシール紋とは違って味があるでしょう。なかなかうまく書けないからこそ丁寧に書くんです。明かりをともした時の美しさが違う。だから、これからもこだわっていきますよ」と張り切っている。

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