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医療的ケア児−災害時の課題を共有

本紙掲載日:2024-06-13
3面
自宅近くにある市営住宅へ1次避難する香代さん(真ん中)ら
1次避難場所の市営住宅3階に到着し、ほっとした表情を見せる香代さん(左端)ら

延岡市と協力し避難訓練−訪問看護・陽のひかり

◆家族「まずは存在知って」

 より多くの支援と理解を必要とする医療的ケア児の災害避難時の課題について、家族や医療機関、行政間で共有するための訓練が11日、延岡市内であった。訪問看護ステーション「陽のひかり」(同市浜町、日野亮司代表)が、延岡市と協力して行った。

 訓練に臨んだのは、同市桜園町の松下凛夢(りむ)ちゃんと、母親の香代さん。凛夢ちゃんは脳性まひの症状や、てんかんを患い、たんの吸引や胃ろうの処置などを必要とする。

 この日は、自宅で看護を受けている途中に南海トラフ巨大地震が発生したとの想定で、津波浸水区域内にある自宅から看護師2人とともに、まずは近くの市営住宅へ徒歩で1次避難した。

 香代さんが体重約9キロの凛夢ちゃんを抱っこ。薬や紙おむつ、経腸栄養剤などの入ったキャリーケースや、たんの吸引器、薬の吸入器などは看護師で手分けして運んだが、いざ市営住宅の階段を上る段階で、重さ10キロ以上のキャリーケースを運ぶことを断念し、息を切らせて3階に上がった。

 その後、吸引器と吸入器の電源を確保するため、同市東本小路の市役所へ車で2次避難。到着後、機器の作動や凛夢ちゃんの体調を確認した。

 訓練後、香代さんは「上の子もいるため、凛夢を片手で抱え、もう片手で上の子と手をつないで避難することも考えられるが、この荷物を考えると私一人では無理かもしれないと不安な気持ちが強まった」。

 また「医療的ケア児やその家族は毎日孤独で、私もこれまで一人で乗り越えてきた。家族以外に手助けしてくれる人はいそうでいない。仮に避難所にたどり着いても、周囲に理解してもらわなければ、そこにはいられない。だから、いざという時、逃げること自体をあきらめるという選択肢も出てくると思う」と率直な思いを明かした。

 詳細は、本紙へ。

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