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教職員7人フェリーの別れ

本紙掲載日:2023-03-30
1面
紙テープを手に、送り出される教職員ら(30日午前、延岡市島浦町)

今年度開校の島野浦学園

◆児童生徒、互いに紙テープ持ち

 延岡市島浦町で30日、今年度、開校した島野浦学園の離任式があった。教職員7人と教員の子2人が、濃い時間を過ごした子どもたちや島民と感謝の言葉を交わし、再会を誓って思い出の詰まった島を離れた。

 学校での離任式後、宇治港のフェリー乗り場には子どもたちや島民が続々と訪れ、島を離れる教職員にお礼の言葉を伝えたり、記念写真に収まったりと、最後の別れを惜しんでいた。

 島野浦中、同校と3年勤務した薬師寺厚征教頭(54)は、友人として温かく迎えてくれ、何度も飲食を共にした島民らに握手を求められ、「ふるさとですよ。おなかいっぱいです」と涙。「濃い時間が過ごせ、児童生徒は自分の子どものよう。島の人みんなが集まる、憩いの場のような学校になってほしいし、それができる学校です」と絞り出した。

 離任者は、開校に向けた準備から関わってきたメンバー。島野浦小、同校と2年勤務した平田政行校長(55)は、「新しいことへの挑戦はとても楽しかった。子ども、職員、保護者、地域の人に支えてもらい感謝しかない。島は離れるが、今後は一番の応援者でありたい」と誓った。

 「一つの学校になったことで、今までよりたくさんの先生と関わることができた」という初代生徒会長の佐藤凡乃佳さん(15)は、「学校だけでなく、放課後に釣りや野球をしたりととても思い入れがあり、寂しさも倍増している。思い出を忘れず、また島に戻ってきてほしい」と話した。

 離任者は、別れを惜しんで渡された花束や贈り物を両手いっぱいに抱え、子どもたちにエールを送ったり、島民に感謝の言葉を伝えたり。見送りに来た島民は、出港時間が近づくと恒例の紙テープを離任者に握らせ、「蛍の光」が流れる中、フェリーがゆっくりと岸壁を離れると、涙を拭う教職員らに「ありがとう」などと叫び、見えなくなるまで手を振り続けた。

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