夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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「元気が出ました」白羽根さん−延岡市小川町
「感動して涙が出ました。元気が出ました」と話すのは、延岡市小川町の白羽根裕子(ひろこ)さん(78)。床下浸水で泥だらけになった家を片付けていた23日、地元の中学生が「お見舞い」として、水やカップ麺などの食品を届けてくれたのだ。手書きの見舞い文と「片づけは平日はできませんが、休日等はできます」と、電話番号も添えられていた。
届けたのは、上南方小中学校の生徒会(工藤龍成会長)を中心とする中学3年生。台風が去った翌日、被災して登校できなかった生徒がいたことがきっかけ。生徒会と3年生の7人で小川町を自転車で回ったところ、ほこりだらけ。新築の家も被災している。「人ごとじゃない。自分たちにも何かできないかと思った」(比恵島暖=はる=副会長)。
SDGs(持続可能な開発目標)の勉強で知った「フードドライブ」(各家庭で余った食品を持ち寄って寄付する活動)の実践を思いつき、全校児童生徒に協力を呼び掛けた。3年生19人が手分けして見舞い文を書き、30袋ほどを作成。同町(53戸)の被災世帯(床上15戸、床下3戸)に1軒ずつ配って回った。
白羽根さん方は、1993(平成5)年に床上50センチの浸水被害を受け、2005(同17)年に1・9メートルかさ上げしたが、それでも床下に水が入った。93年より2メートルほど水が増えた計算になる。
倉庫は中身まで泥だらけ。庭は流木だらけ。床下の水はなかなか乾かない。23日は、千葉県から手伝いに帰ってきた長女と一緒に片付けていた。はいてもはいても出てくる泥と格闘し、「床下は消毒しないとカビが生える。どうしよう」と嘆いていた時に、中学生が見舞いに来てくれた。「本当にうれしかった。泣いてしまった」
「みんなに喜ばれたので、やって良かったと思った」と工藤生徒会長。柳田英人校長は「学習が実践につながった」と、生徒たちの行動を褒めた。