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日本サッカー協会後援会・松本育夫さん特別講演

本紙掲載日:2022-09-06
8面
九州体育・スポーツ学会第71回大会で特別講演する松本育夫さん

九州体育・スポーツ学会−九保大で大会

◆選手、指導者として活躍

 九州体育・スポーツ学会第71回大会(正野知基大会実行委員長)が27、28日、延岡市吉野町の九州保健福祉大学で開かれ、県内外から出席した大学教員や大学院生、学校体育関係者らが研究発表やシンポジウムなどを通して、科学的研究成果について情報共有した。

◇スポーツの役割「素晴らしい文化」

 このうち、27日には元サッカー日本代表選手で、ユース代表やJリーグチームの監督を歴任し、現在はFC延岡AGATAのテクニカルアドバイザーでもある日本サッカー協会後援会理事長の松本育夫さん(80)が、「スポーツと人生」をテーマに特別講演した。

 松本さんは栃木県宇都宮市生まれ。選手時代には早稲田大学、東洋工業でサッカー天皇杯優勝4回、日本サッカーリーグでは創設初年度の1965年から4連覇を含む優勝5回と活躍した。

 当時としては最年少の大学1年生で日本代表に選出され、66年バンコク・アジア大会と68年メキシコ五輪の銅メダル、FIFAフェアプレー賞受賞に貢献。現役引退後は社業の傍ら、72年から8年間、ユース代表監督を務めた。

 一方、83年に会社の研修先でガス爆発事故に遭い、両手両足の骨折と大やけどの重症を負うが、奇跡的に助かり、2年に及ぶ懸命なリハビリで現場に復帰。96年にマツダを退職後は、川崎フロンターレ、地球環境高校(長野県)サッカー部、サガン鳥栖監督など、長年にわたりプロの指導者・強化担当者として数多くの実績を残した。

 昨年からFC延岡AGATAテクニカルアドバイザー、今年1月からはサガン鳥栖プレジデントアドバイザーを務めるなど、なおもサッカー界の発展に寄与している。

 講演で松本さんは、絶対的な年功序列と精神論という理不尽さの中、血のにじむような努力を積み重ねた学生時代を紹介。日本代表として初めて海外研修に訪れたドイツで、後に「日本サッカーの父」と呼ばれる指導者デットマール・クラマーと出会い、論理的・組織的で選手個人を尊重するサッカーに大きな衝撃を受けた体験などを振り返った。

 また、死傷者多数の大惨事となったガス爆発事故、その後のリハビリ生活も選手時代があって乗り越えられたと説明。「一つに打ち込んで、その経験が必ずどこかで生かされるのが人生ではないか。その人生をつくる中でスポーツの役割は一つの素晴らしい文化だと思う」と力を込めた。

 この後、松本さんも交えて、「オリ・パラから見えてきた『スポーツの新しいかたち』」をテーマにした全体シンポジウムを開催。28日は専門分科会を中心に、講義室に分かれてテーマ別や大学院生同士の討論などが開かれ、九保大からもスポーツ健康福祉学科4年の太田夢翔(ゆめか)さんが「『体育が好き』な児童を増やすための授業に関する調査」をテーマに一般研究発表(ポスター発表)を行った。

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